マイ・モーニング・ジャケット/ワン・ビッグ・ホリデー (2003)

【2000年代ロックの快楽】
My Morning Jacket
One Big Holiday (2003)

マイ・モーニング・ジャケットは、フロントマンでありソングライターでもある才能溢れる男、ジム・ジェイムスを中心として、米ケンタッキー州で結成された5人組だ。

もとはカントリー・ロックから始まったらしいのだけど、サザン・ロック風味が強まり、ときにサイケっぽかったり、あるいはハード・ロックぽかったり、はたまたグランジ的であったり、はてさてニール・ヤング風だったりと、まあそのあたりの要素がごた混ぜになったようなバンドへと成長した。

古き良きアメリカン・ロックを思い出させるようなバンドだが、なぜかヨーロッパで人気が高まり、特にオランダやベルギーで火がついたという。

この曲は彼らの3rdアルバム『It Still Moves』からのシングルだ。どことなく、オールマン・ブラザーズ・バンドを思わせるようなところもある。

当時はチャートにかすりもしていないが、やがてこの曲が注目を集め、彼らの出世作となった。わたしも聴いてすぐに好きになった。

「体が軽く、最高の気分で目が覚めた」という歌い出しで始まるこの歌は、ケンタッキーの地方都市から出発した彼らが音楽業界やリスナーに見出されたストーリーや感情を歌っている。

フー・ファイターズのサポート・アクトもつとめたことのある彼ららしい、ハードでメロディアスで豪快なナンバーだ。

↓ TV番組『コナン・オブライエン・ショー』でのパフォーマンス。

My Morning Jacket – One Big Holiday (Late Night with Conan O'Brien)

(Goro)