
バウハウス/テレグラム・サム(1980)
【カバーの快楽】 Bauhaus Telegram Sam (1980) バウハウスが1stアルバム『イン・ザ・フラット・フィールド』をリリースしたその1ヶ月後、1980年12月に発売されたシングルだ。言わずと知れた、T.レックスの1972年の大ヒット曲のカバーだ。 アルバムはメロデ...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
【カバーの快楽】 Bauhaus Telegram Sam (1980) バウハウスが1stアルバム『イン・ザ・フラット・フィールド』をリリースしたその1ヶ月後、1980年12月に発売されたシングルだ。言わずと知れた、T.レックスの1972年の大ヒット曲のカバーだ。 アルバムはメロデ...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt Heat Wave (1975) 75年のアルバム『哀しみのプリズナー(Prisoner in Disguise)』収録曲。 このアルバムからシングル・カットされた、ニール・ヤング作のカントリー・ナンバー「バラのいたずら(Love is...
【カバーの快楽】 Aerosmith Train Kept a Rollin' (1974) 全然売れなかった2ndアルバム『飛べ!エアロスミス(Get Your Wings)』収録曲。いろいろな意味で、エアロスミスの原点ではないかと思える曲だ。 元々はジャンプ・ブルースの先駆者、タ...
【カバーの快楽】 Eagles Ol' '55 (1974) イーグルスの3rdアルバム『オン・ザ・ボーダー(On the Border)』収録曲。原曲はトム・ウェイツの1973年のデビュー・シングルで、初期の代表曲となった「オール'55」だ。 トム・ウェイツがデビューする直前、アサ...
【カバーの快楽】 Joe Cocker With a Little Help from My Friends (1968) クソ暑いのである。 そんなときはいっそのこと激アツなやつを聴いて、大汗をかいてみるというの一興だ。真夏の炎天下でチゲ鍋を食べるみたいなことである。もちろん、キン...
およそ4カ月に渡って、ボブ・ディラン関連の記事を中心に書いてきたけれども、これで一応最後です。 最後は、たぶんロック・アーティスト史上最も多くその作品がカバーされてきたと思われるボブ・ディランの、数えきれないほどあるカバー・ソングの中から、わたしが選んだ名カバー、ベスト20を紹介したいと思いま...
【カバーの快楽】 Bruce Springsteen - Chimes Of Freedom 先週、バーズのカバーでも紹介したボブ・ディランの名曲「自由の鐘」を、ブルース・スプリングスティーンが1988年の欧州ツアーでカバーしたライヴ録音だ。 このライヴが『Chimes Of Freedom』の...
【カバーの快楽】 Mick Ronson ft. David Bowie – Like a Rolling Stone ボブ・ディランの最高傑作「ライク・ア・ローリング・ストーン」ももちろん多くのアーティストがカバーしているが、これはさすがに原曲超えというのはなかなか見当たらない。 そ...
【カバーの快楽】 George Harrison - If Not For You 原曲はボブ・ディランが1970年10月に発表したアルバム『新しい夜明け』収録曲だ。 そしてこのジョージ・ハリスンのバージョンは、そのわずか1か月後に発表されたソロ第1作『オール・シングス・マスト・パス』...
【カバーの快楽】 Nirvana – Lake Of Fire 1993年11月18日、ニルヴァーナのMTVアンプラグドで演奏された、ミート・パペッツのカバーだ。原曲は、1984年にリリースされた名盤2nd『ミート・パペッツⅡ(Meat PuppetsⅡ)』に収録されている。 このMTVアンプラ...
【カバーの快楽】 The Jam Move On Up (1982) ザ・ジャムの最後のシングル「ビート・サレンダー」12インチ盤のB面に収録されたカバーだ。 原曲はカーティス・メイフィールドだ。彼が1971年に発表した1st『カーティス』からシングル・カットされ、全英12位と、彼の...
【カバーの快楽】 The Who Heat Wave (1966) いやー、クソ暑いな。 わたしの子供時代は30度と聞いたら大変な暑さだと思ってたけれども、今は40度までいってももうあんまり驚かなくなってきてる。えらい時代になったものだ。 こんなときは、この滅多にない暑さがなん...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt The Tracks of My Tears (1975) 原曲はスモーキー・ロビンソン&ミラクルズが1965年にリリースし、全米16位となったヒット曲だ。彼らの代表曲であり、わたしはミラクルズではこの曲がいちばん好きだ。 20...
【カバーの快楽】 Carpenters This Masquerade (1973) 1973年5月発表の、カーペンターズの5枚目のアルバム『ナウ・アンド・ゼン(Now&Then)』収録曲。「イエスタデイ・ワンス・モア」「シング」なども収録され、全米2位、全英2位、そして日本ではオリコン1...
【カバーの快楽】 Carpenters Superstar (1971) オリジナルは、バンドマンへのグルーピーの恋心を歌った「グルーピー(Groupie)」という曲で、ロスアンゼルスの夫婦デュオ、デラニー&ボニーが歌ったものだ。 妻の方のボニーが、スワンプ・ロックの神様レオ...
【カバーの快楽】 Elvis Costello & The Attractions A Good Year for the Roses (1981) コステロの6thアルバム『オールモスト・ブルー(Almost Blue)』からのシングルで、全英6位の大ヒットとなった。 原曲...
【カバーの快楽】 Elvis Costello (What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding エルヴィス・コステロの3rdアルバム『アームド・フォーセス(Armed Forces)』の米国版に収録された、ブリンズリー・シュウ...
【カバーの快楽】 Juice Newton Queen of Hearts (1981) オリジナルはデイヴ・エドモンズで、彼の5thアルバム『リピート・ホエン・ネセサリー(Repeat When Necessary)』からのシングルカットされ、全英11位のヒットとなった曲だ。 ...
【カバーの快楽】 Keith Richards The Harder They Come (1978) 1978年の12月にクリスマス・レコードとしてリリースされた、キース・リチャーズ初のシングル・レコードは、A面がチャック・ベリーの「ラン・ルドルフ・ラン」、B面にこのジミー・クリフの大...
【カバーの快楽】 Saint Etienne - Only Love Can Break Your Heart セイント・エティエンヌは英ロンドン出身、女子ヴォーカルと、2人の男子キーボードという編成だった。 60~70年代のレトロ・ポップス風の楽曲や、クラブ系のダンス・ミュージック的...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt Birds (1972) まだリンダ・ロンシュタットが本格的にブレイクする以前、ソロとして3枚目のアルバムとなる『リンダ・ロンシュタット&オリジナル・イーグルス(Linda Ronstadt)』は、その邦題通り、後にイーグルスとなった...
【カバーの快楽】 Nick Cave – Helpless 1989年に発売された『ザ・ブリッジ~ア・トリビュート・トゥ・ニール・ヤング』に収録された、ニック・ケイヴによる名曲「ヘルプレス」のカバーだ。 このトリビュート・アルバムは、ヤング夫妻の子息も同じ障害を持つことから当時から夫妻...
【カバーの快楽】 Carpenters Jambalaya (On The Bayou) (1973) カーペンターズ5作目で、「オールディーズ」をテーマにしたアルバム『ナウ・アンド・ゼン(Now & Then)』収録曲。アメリカ以外の国ではシングル・カットされ、全英12位、日本で...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt - Blue Bayou 77年のアルバム『夢はひとつだけ(Simple Dreams)』に収録された、ロイ・オービソンの名曲のカバー。全米3位の大ヒットとなった。 「ブルー・バイユー」とは、ミシシッピ川の三角州などにある、ザリガニやナマ...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt Willin' (1974) リンダ・ロンシュタットの1974年のアルバム『悪いあなた(Heart Like a Wheel)』収録曲。 オリジナルはリトル・フィートの代表曲だ。 この曲を書いた当時のローウェル・ジョージは、フラン...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt - Tumbling Dice 77年のアルバム『夢はひとつだけ(Simple Dreams)』からのシングルで、全米32位となった。 オリジナルはザ・ローリング・ストーンズの72年のシングルで、全英5位、全米7位となったヒット曲。長年ラ...
【カバーの快楽】 Eric Clapton Cocaine (1977) エリック・クラプトンの77年のアルバム『スローハンド(Slowhand)』のオープニング・トラック。ギター・リフがカッコいい、12小節のシンプルなブルースだ。 オクラホマ出身のシンガー・ソングライター、J.J....
【カバーの快楽】 Ramones - Do You Wanna Dance? ラモーンズの1977年の名盤『ロケット・トゥ・ロシア』に収録された、ビーチ・ボーイズの1965年のヒット曲のカバーだ。 イントロなしの歌い出しからいきなりハイ・テンションな、ノンストップ・ロックンロールだ。ま...
【カバーの快楽】 Rod Stewart The First Cut Is the Deepest (1976) ロッド・スチュワートの7枚目のアルバム『ナイト・オン・ザ・タウン』からのシングルで、全英1位、全米21位のヒットとなった名曲。 原曲はイギリスのシンガー・ソングライター、...
【カバーの快楽】 Grand Funk The Loco-Motion (1974) ビールに合うなあ。 チョリソーぐらいビールに合う。 これも、暑い夏に聴くとより一層アツ苦しく楽しめる、激アツロックだ。 ジェリー・ゴフィン&キャロル・キングの作で、19歳のリトル・エ...