享楽的で刹那的なグルーヴ 〜ハッピー・マンデーズ『ピルズ・ン・スリルズ・アンド・ベリーエイクス』(1990)【最強ロック名盤500】#22
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#22 Happy Mondays "Pills 'n' Thrills and Bellyaches" (1990) ハッピー・...
メジャーからマイナーまで、クラシック・ロックの名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2025年9月『地上最強のロック』より改題)
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#22 Happy Mondays "Pills 'n' Thrills and Bellyaches" (1990) ハッピー・...
【90年代ロックの快楽】 Jesus Jones Right Here, Right Now (1990) ジーザス・ジョーンズは人名ではない。バンド名だ。1989年にデビューしたイギリスのバンドである。 フロントマンでソングライターのマイク・エドワーズはルックスも良いけれど才能...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#21 Neil Young & Crazy Horse "Ragged Glory" (1...
【90年代ロックの快楽】 Jellyfish The King is Half Undressed (1990) ジェリーフィッシュは米サンフラシスコ出身のバンドだ。 この曲は1990年にリリースされた彼らのデビュー・アルバム『ベリーバトゥン(Bellybutton)』収録曲で、彼ら...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#20 Pixies "Bossanova" (1990) サーフ・ミュージックやスペース・ロックの要素を取り入れて、よりポップに...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#19 Ride "Smile" (1990) 英オックスフォード出身のライドは、1990年1月に4曲入りEP『RIDE』(全英71位)でデビュー、そして4月には...
【90年代ロックの快楽】 Teenage Fanclub Everything Flows (1990) 1990年6月にペーパーハウス・レコードからリリースされた1stアルバム『カソリック・エデュケイション(A Catholic Education)』収録曲で、彼らのデビュー・シングルだ...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#18 Sonic Youth "Goo" (1990) わたしにとっての90年代ロックの幕開けは...
【90年代ロックの快楽】 Sonic Youth Kool Thing (1990) ヴォーカルのみ女子であとは男子というロックバンドはいくらでもいるけど、ギターのみ女子とか、ドラムのみ女子というバンドは滅多にいない。 でもベースのみ女子というバンドはときどきいる。トーキング・ヘッズ...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#17 Iggy Pop “Brick by Brick” (1990) 80年代は低調だったイギーだったが、90年代に入ってオルタナティヴ・ロックの台頭が注目を...
【90年代ロックの快楽】 Ride Like a Daydream (1990) 1990年にデビューした英国のバンド、ライドが1990年4月にリリースした4曲入りのEP『Play』に収録された曲。彼らの代表曲だ。 あまり中身の無い、ほぼ勢いだけの曲ではある。 しかし当時のわれわれ...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#16 Nick Cave & The Bad Seeds "The Good Son" (...
【90年代ロックの快楽】 Nick Cave & The Bad Seeds The Weeping Song (1990) ニック・ケイヴの初期の、暗くて前衛的でおどろおどろしい音楽の印象から、当時のロッキング・オン誌上では「暗黒大王」などとイジられ、さらには同誌のインタビューで...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#329 Depeche Mode "Violator" (1990) いつものように単なる個人的偏見で話を始めるけれども、英イン...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#329 Sinead O'Connor I Do Not Want What I Haven't Got (1990) 情念はロックだ。 とわたしは日頃か...
pic.twitter.com/TS6MuUDHuh — Oasis (@oasis) July 4, 2025 そうか。本当に演ったか。よかった、よかった。 なんというか、家業をほったらかして職を転々としながらフラフラしてるらしいと聞いていた従兄弟たちがようやく戻ってきたわ、...
【90年代ロックの名曲】 Smashing Pumpkins 1979 (1995) 「1979」は、スマッシング・パンプキンズの3rdアルバム『メロンコリー、そして終りのない悲しみ』からの2枚目のシングルとして1996年1月にリリースされた。 アルバムは2枚組28曲入りの大作だが、彼らにとって...
【90年代ロックの名曲】 Oasis Wonderwall (1995) オアシスのアルバムでは、2ndの『モーニング・グローリー』がダントツで好きだ。 90年代最高のロックアルバムのひとつだと思っている。 今聴くと冒頭の「Hello」からヘヴィなサウンドが胃に重すぎる感じがするけど、まあこれは...
【90年代ロックの名曲】 Radiohead Fake Plastic Trees (1995) レディオヘッドのデビュー・シングル「クリープ」のインパクトは凄いものがあったが、しかしあの頃はまだ、あの時代にたくさんいた極端にノイジーでラウドなギターを鳴らすバンドのひとつぐらいに思っていた。 続...
【90年代ロックの名曲】 Oasis Supersonic (1994) オアシスはリアム・ギャラガー(vo)とノエル・ギャラガー(g)の、仲の悪さが始末に負えないギャラガー兄弟を中心とした英マンチェスター出身のバンドだ。 1994年にこのシングルでデビューし、15年の活動期間を経て、兄弟の仲...
【90年代ロックの名曲】 Blur Girls & Boys (1994) 1994〜97年にかけて英国で大流行したブリット・ポップ・ムーヴメントの火付け役となった名盤3rdアルバム『パーク・ライフ』からのシングルで、全英5位の大ヒットとなった。それまで今ひとつ伸び悩んでいたブラーの快進撃...
【90年代ロックの名曲】 Smashing Pumpkins Today (1993) 2ndアルバム『サイアミーズ・ドリーム』からのシングルで、米オルタナ・チャート4位のヒットとなった、ミディアム・テンポの感動的な名曲だ。 スマパンの曲で1番好きなのは? と訊かれたら、わたしはこの曲を挙げる...
【90年代ロックの快楽】 Nirvana Come As You Are (1991) ニルヴァーナの代表曲と言えば「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」にちがいないし、あの一発でロックシーンがブッ飛ばされた感が当時もたしかにあった。 でもあれは従来のパンク・ロックやハード・ロッ...
ニルヴァーナは、オリジナリティ溢れる楽曲を多く残したが、彼らがカバーした楽曲についてもその独特の選曲が注目を集めた。 特にヴァセリンズやミート・パペッツといったバンドは、一般的にはまったく無名の存在だったが、カート・コバーンが深くリスペクトしていること、そして彼のあの独特なソングライティングの...
【90年代ロックの快楽】 Meat Puppets - We Don't Exist 前年にニルヴァーナと『MTVアンプラグド』で共演して一躍注目を浴びたミート・パペッツは、その追い風の勢いのままに、1994年4月に発売された8thアルバム『トゥー・ハイ・トゥー・ダイ(Too High to Di...
さて後編では、1996年~97年にリリースされたブリット・ポップの名曲・代表曲を紹介していきたいと思います。 【前編1994~95はこちらから】 ノーザン・アップロアー/フロム・ア・ウィンドウ(1996.01) Northern Uproar - From A Window グレーター・マ...
1990年代半ばにイギリスで巻き起こったブリット・ポップ・ムーヴメントは、94年の4月、オアシスが「スーパーソニック」でデビューし、ブラーが名盤『パークライフ』をリリースしたところから本格的にスタートしたと言えるだろう。 〈ブリット・ポップ〉の定義は様々だけど、簡単に言ってしまうと、60~70...
【90年代ロックの快楽】 U2 Mysterious Ways (1991) 91年の名盤『アクトン・ベイビー』からの2ndシングルだ。全米9位の大ヒットとなった。 1stシングルの「ザ・フライ」は超スタイリッシュなダンス・ビートだったけれども、こちらはダンスっぼい、ファンク・ビート...
【90年代ロックの快楽】 Bonnie Raitt I Can't Make You Love Me (1991) 初の全米1位に輝いたアルバム『ニック・オブ・タイム』に続く91年リリースの11thアルバム『ラック・オブ・ザ・ドロー』からのシングルで、全米18位のヒットとなった。 今...
【90年代ロックの快楽】 EMF Unbelievable (1990) 最近、若者のあいだで90年代ファッションやカルチャーが流行っているのだそうだ。 DA PUMPの「U.S.A.」を若者たちが「ダサカッコいい」と言うのもそうだけど、「一周回って面白い」ということなのだろ...