
【2000年代ロックの快楽】
Vampire Weekend
A-Punk (2008)
Vampire Weekend
A-Punk (2008)
ヴァンパイア・ウィークエンドは2008年にデビューした、ニューヨークのバンドだ。
その昔、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが最初に創設したN.Y.の薄暗い地下フロア「オルタナティヴ・ロック・フロア」には、今やこんな明るくてポップな、真面目そうな若者たちが集まるお店もありますよ、といったところだ。
アルバムを聴くと、リズムに特徴がある。彼らはアフロ・ポップに影響を受けたそうだ。
アフロ・ポップというのはアフリカのポップス全般で、民族音楽などとは関係ない、TVやラジオで流れる大衆的なポップスのことらしい。
と言われても、わたしもアフロポップなんて聴いたことも無いのでよくわからないけれども。ちょっと聴いてみたいものではある。
この曲は2008年1月にリリースされた彼らの1stアルバム『ヴァンパイア・ウイークエンド』からのシングルだ。アルバムはインディー系にもかかわらず全米17位まで上昇し、50万枚以上を売り上げた。
なにかいろんなものが吹っ切れたみたいに、90年代ロックのようなオルタナ臭いドロドロした情念みたいなものが一切無く、爽快なほどスカッとクールで、なんだかフリスクのスペアミントみたいな音楽だなと思ったものだ。
Vampire Weekend – A-Punk
(Goro)