ジョニー・キャッシュ/フォルサム・プリズン・ブルース (1955)

Johnny Cash – At Folsom Prison for Sale | Dutch Vinyl

【カントリーの快楽】
Johnny Cash
Folsom Prison Blues (1955)

ジョニー・キャッシュは1955年6月にサン・レコードから「ヘイ、ポーター」でデビューし、同年12月に2ndシングルとして発売されたのがこの曲だ。

1955年と言えばロックンロールが誕生した年だ。この曲もまた、その偉大なる年に生まれたロックンロールの原型のひとつだ。

ギターソロもシンプルだけど、エッジの効いたロックンロールの香りがする。わたしはこのギターソロも大好きだ。

列車の音が聞こえてくる
きっと金持ちが食堂車で葉巻でも吹かしてるんだろう
でも俺はフォルサム刑務所に閉じ込められてる

おふくろはいつもいい子にしなさい、と言ってた
銃なんかで遊んじゃダメだって
でもおれはリノで男を撃ったんだ
ただそいつが死ぬところを見るためだけにな
(written by Johnny Cash)


なんとも恐ろしく哀しい歌だが、ジョニー・キャッシュはいつもこれをライヴのオープニングで歌っていた。

彼は道を踏み外して収監された囚人たちにシンパシーを感じたのか、刑務所での慰問ライヴを何度か行っている。

もう1曲目からこの歌なので、そりゃ盛り上がるに違いないが、よくこの曲を演奏することを刑務所側が許したもんだと思う。まあ、もし許されなくても彼なら演奏するだろうけど。

下の音源は実際のフォルサム刑務所の慰問ライヴで収録されたライヴ盤のオープニングである。もちろん大盛り上がりだ。

Johnny Cash – Folsom Prison Blues (Official Audio)

(Goro)