【ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス】#52
The Rolling Stones – Beast of Burden
1978年のアルバム『女たち(Some Girls)』からの2ndシングルで、全米8位のヒットとなった。
「ビースト・オブ・バーデン」とは、農作業や荷物を運ぶ車を牽く牛や馬などの家畜のことで、「おまえの家畜になりたくはない、愛してほしいんだ」みたいなことを歌っているらしい。
キース・リチャーズとロン・ウッドは、今年6月のRolling Stone誌のインタビューでこの曲について、なぜかミック・ジャガーはあまりやりたがらない、と語っている。
ロン「バンドはこの曲でサウンドチェックをいつもしている。だからなぜミックがこの曲をセットリストに入れないのかが謎だ。俺がセットリストを見て、『ミック、この曲のリハーサルをやっただろ!』と言うんだよ。だけど彼は返事もしないでーー焦らしみたいなものだな。そして3週間後、ようやくセットに入るんだ。だから、いつでもできるように準備しているんだよ」
キース「この曲をもっとやれたら良いんだけどね。いつだってこれを演奏すると、冒険しているような感覚になるし、新たな発見がある。でも、ミック次第なんだ。彼がやりたくない時はやらない」
ストーンズの曲の中でも人気の高い曲のひとつだが、若い頃のわたしにはあまりピンと来なかった。今は好きだ。大人にならないとわからないことは、たくさんある。
1984年にベット・ミドラーがこの曲をカバーしている。PVにはミックも出演し、小芝居を演じている。
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