フランク・ブラック/頭痛 (1994)

Frank Black – Headache – CD (Cardboard Sleeve, Single), 1994 [r5732883] | Discogs

【90年代ロックの快楽】
Frank Black
Headache (1994)

ピクシーズ解散後、フロントマンのブラック・フランシスは、フランク・ブラックと改名して、ソロ・アルバムを制作する。ちなみに彼の本名はフランクでもフランシスでもブラックでもなく、チャーズ・マイケル・キットリッジ・トンプソン4世という歴史上の人物のような名前だ。

この「頭痛」は2ndソロ・アルバム『ティーンエイジャー・オブ・ジ・イヤー』からのシングルだ。

アルバム・ジャケットはもう、なにが言いたいのかよくわからないが、フランクのブラックなユーモアなのかもしれない。さすがに買うのが恥ずかしかった。ある意味、ロック史上最も非商業主義的なジャケットと言えるかもしれない。

音楽性はピクシーズ時代よりもさらにポップであり、ピクシーズ時代のラウドなギターや気の触れたような絶叫は影を潜め、アコギ・サウンドや口づさみたくなる「歌」にあふれている。

唯一のシングル・カットとなった「頭痛」は、米オルタナティヴ・チャートの10位を記録した。

(Goro)