ジョージィ・フェイム&ザ・ブルー・フレイムズ/イエ・イエ (1964)【’60s Rock Masterpiece】

20 Beat Classics

【60年代ロックの名曲】
Georgie Fame and the Blue Flames
Yeah Yeah (1964)

英イングランド出身のシンガー兼オルガン奏者、ジョージィ・フェイムは1964年にデビューした。

同年12月に出した4枚目のシングルがこの曲で、全英1位、全米21位となる大ヒットなった、彼の代表曲だ。

オリジナル曲ではなく、米国のジャズ・ミュージシャンが書いたラテン風のインストが原曲で、キューバのモンゴ・サンタマリアが1963年に録音した。ジョージィ・フェイムのバージョンは、それに歌詞をつけ、R&B風にアレンジしたものだ。

当時のモッズ連中たちが集まる深夜営業のジャズ・クラブ、《フラミンゴ》や《マーキー》で人気があったのがヤードバーズやザ・フー、そしてこのジョージィ・フェイムだった。まさに当時のクラブ・ミュージックと言える。

オルガンを弾きながらR&Bやジャズ風のグルーヴで、ブリティッシュ・ビート・バンドたちとはまたひと味違うスタイルでブラック・ミュージックに挑んでいる。

独特なサウンドの新鮮な響きと、力を抜いてクールに歌うスタイルがカッコいい。

Yeh, Yeh

↓ モンゴ・サンタマリアによるオリジナル。

Yeh Yeh!

(Goro)