ザ・ローリング・ストーンズ/ノー・エクスペクテーションズ (1968)【’60s Rock Masterpiece】
【60年代ロックの名曲】 The Rolling Stones No Expectations (1968) 1962年、20歳のブライアン・ジョーンズがジャズ・クラブでエルモア・ジェイムスの「ダスト・マイ・ブルーム」を演奏しているのを、観客として来ていたミックとキースが聴いて惚れ込んだと...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
【60年代ロックの名曲】 The Rolling Stones No Expectations (1968) 1962年、20歳のブライアン・ジョーンズがジャズ・クラブでエルモア・ジェイムスの「ダスト・マイ・ブルーム」を演奏しているのを、観客として来ていたミックとキースが聴いて惚れ込んだと...
【60年代ロックの名曲】 The Rolling Stones Jumpin' Jack Flash (1968) 1966年から67年にかけて、ストーンズは迷走していた。 「サイケデリック」や「コンセプト・アルバム」という流行の波に無理やり寄せて失敗したアルバム『サタニック・マ...
【60年代ロックの名曲】 The Rolling Stones She's a Rainbow (1967) 1967年でローリング・ストーンズは終わりを迎えてもおかしくなかった。 この年の5月にミック、キース、ブライアンが相次いで麻薬の容疑で逮捕され、有罪判決が出た。ブライアンは罰...
【60年代ロックの名曲】 The Rolling Stones Ruby Tuesday (1967) 「1967年は分岐点だった。縫い目がほころんだ年だった」とキース・リチャーズが自伝で語ったように、実際この年でローリング・ストーンズが終わりを迎えたとしてもおかしくなかったのだ。...
【60年代ロックの名曲】 The Rolling Stones Paint It Black (1966) それまではブルース/R&Bとチャック・ベリー型ロックンロールというマニアック路線で来ていたストーンズが、前年の「サティスファクション」で世界的なブレイクを果たし、そしてさらにこの曲の...
【60年代の最強ロック】 The Rolling Stones (I Can’t Get No) Satisfaction (1965) 戦後生まれの新世代の疎外感と欲求不満を代弁する鮮烈な歌詞と、ロック史上最も有名なギターリフを持つこの曲は、1965年6月にリリースされ、全英1位はも...
【60年代ロックの名曲】 The Rolling Stones Time Is On My Side (1964) わたしがストーンズを聴くようになった、そのきっかけとなった曲だ。 1963年にJerry Ragovoyがこの曲を書き、R&B歌手のアーマ・トーマスがシングルの...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#100 The Rolling Stones – Tell Me 1stアルバム『ザ・ローリング・ストーンズ』の収録曲の中で唯一のオリジナル曲であり、ジャガー&リチャーズが初めて書いた曲でもある。アメリカでシングル・カットされて...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#99 The Rolling Stones – Mannish Boy ストーンズのライヴ・アルバムにはよく、彼らのルーツを再確認できるようなカバー曲が入っていて、ファンにとってはそれが楽しみだったりもする。 77年のライヴ・アルバム...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#98 The Rolling Stones – Going to a Go-Go 1982年発表のライヴ・アルバム『スティル・ライフ』からの先行シングルとして発売され、全米26位、全英25位のヒットとなった。 60年代のモータウン・レ...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#97 The Rolling Stones – I Got the Blues 71年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』収録曲。 まあなにしろこのアルバムは名曲揃いだ。しかも革新的だった。 ミック・ジャガーは1995年のインタビュ...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#96 The Rolling Stones – Lady Jane ストーンズの4枚目のアルバム『アフターマス』収録曲。シングル「マザーズ・リトル・ヘルパー」のB面にも収録された。 イントロの、金属の弦を引っ掻いてるような響きは、北ア...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#95 The Rolling Stones – Biggest Mistake 『ア・ビガー・バン』からの第3弾シングルとなった曲。 「ひとりで食事をし、ただソファーに座って酒を飲みながらテレビを見る。そして友人と電話をするだけで...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#94 The Rolling Stones – Rock and a Hard Place 『スティール・ホイールズ』からの2ndシングル。 90年のストーンズ初来日公演を観た人には思い出の曲でもあるだろう。 当時はインディーズ系のロ...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#93 The Rolling Stones – Harlem Shuffle ミックがこっそりCBSとソロ・アルバムを作る契約を結び、ストーンズよりもそっちに夢中になっていることにキースが激怒し、2人の仲が史上最も険悪な時代に無理やり作...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#92 The Rolling Stones – Coming Down Again 『山羊の頭のスープ』収録曲。キースが書いた曲で、このアルバムで唯一、キースがリード・ヴォーカルをとっている。 邦題の「夢からさめて」というのは、「クス...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#91 The Rolling Stones – Rip This Joint 『メイン・ストリートのならず者』収録曲。 ストーンズでいちばん速い曲といったら、たぶんこれだろう。 襟首からムカデが入って絶叫しながら七転八倒しているかの...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#90 The Rolling Stones – Shattered ストーンズ史上最も売れたアルバム、『女たち』のラストを飾る曲。 『女たち』は、ディスコ、ロックンロール、パンク、R&B、カントリーと、様々なジャンルの音楽をス...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#89 The Rolling Stones – If You Can't Rock Me 『ベガーズ・バンケット』以来、ロック史上に残る名盤連発でストーンズの黄金時代を築いたプロデューサーのジミー・ミラーからあえて離れ、ミックとキースに...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#88 The Rolling Stones – Monkey Man 1969年の名盤『レット・イット・ブリード』収録曲。 「おれは注射痕だらけのクスリ好きの猿、友達全部ジャンキーだ」 「おれは割れた玉子を詰めた麻袋...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#87 The Rolling Stones – Respectable 1978年、イギリスのパンク・ムーヴメント真っただ中で録音されたアルバム『女たち』収録曲。 元々はもっとテンポの遅い曲として書かれたそうだが、キースの発案でこのス...
ザ・ローリング・ストーンズ【100グレイテスト・ソングス】#86 The Rolling Stones – Emotional Rescue 選んでおいてこう言うのもなんだけれど、これは微妙な曲だ。 わたしはそのときの気分や体調によって、名曲に聴こえたり、迷曲に聴こえたりする。 やる気満々...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#85 The Rolling Stones – Till The Next Goodbye 74年のアルバム『イッツ・オンリー・ロックンロール』収録曲。 ベスト盤に収録されたこともなく、ライヴで演奏されたこともないらしい、地味な存在の...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#84 The Rolling Stones – It's All Over Now 原曲はボビー・ウーマックが在籍したグループ、ザ・ヴァレンティノズ。 シャーリー&ボビーのウーマック兄弟の作だ。 ヴァレンティノズのバージョンが...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#83 The Rolling Stones – Hey Negrita 76年のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』収録曲。 68~73年のジミー・ミラーのプロデュース時代にアメリカ南部のルーツ・ミュージックの最深部まで行...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#82 The Rolling Stones – Rough Justice 2005年のアルバム『ア・ビガー・バン』のオープニングを飾る曲。「ストリーツ・オブ・ラヴ」とカップリングで両A面シングルとしても発売された。 前作から8年ぶり...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#81 The Rolling Stones - Anybody Seen My Baby? 『ブリッジズ・トゥ・バビロン』からのシングル。全英22位。 この、ストーンズにとって90年代2枚目のアルバムの制作過程についてキースは自伝でこ...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#80 The Rolling Stones – You Got Me Rocking 1994年のアルバム『ヴードゥー・ラウンジ』の収録曲。アルバムからの2ndシングルにもなった。 当時のわたしは、このアルバムにあまり興味を惹かれなか...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#79 The Rolling Stones – Can't You Hear Me Knocking 71年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』収録曲。 それまでのストーンズには無かったような新境地の曲で、当時台頭していたハード・ロッ...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100グレイテスト・ソングス】#78 The Rolling Stones – Highwire 1991年1月に録音、3月に発売されたシングル。翌月発表のライヴ・アルバム『フラッシュポイント』にもボーナス・トラック的に収録された。 1991年の1月と言えば、クウェ...