
Madonna
Beautiful Stranger (1999)
1999年のアメリカ映画『オースティン・パワーズ デラックス』の挿入歌として製作され、サントラ盤に収録された曲だ。作詞作曲はマドンナとプロデューサーのウィリアム・オービットの共作で、「マドンナの新境地」として高く評価された。
ヨーロッパではシングル・カットされて全英2位、イタリアやカナダで1位など大ヒットしているが、米国ではシングル・カットされなかった。
『オースティン・パワーズ』は、007などのスパイアクション映画を全編下ネタでパロディにしたクッソ下品なコメディ映画だ。大ヒットしたため、パート3まで作られた。このマドンナの曲が使われているのは2作目である。
わたしはアメリカのコメディ映画というものがあまりツボにハマらないのでほとんど見ないけれども、この『オースティン・パワーズ』シリーズは大好きだった。
『オースティン・パワーズ デラックス』は60年代へタイムスリップする話なので、その時代設定に合わせて、60年代のサイケデリック・ロックと横ノリのダンス・ミュージックを融合させたような遊び心のある曲になっている。数あるマドンナの楽曲の中でも、わたしが最も好きな曲のひとつだ。
それにしてもマドンナの凄いところは、どんな曲でも完全に自分のものにしてしまうところだ。曲によって使い分ける声の引き出しも、いったいいくつあるのか。
当時41歳、B級美人の頂点、鍛え抜かれた強靭なボディでなおさら無敵感が凄いこの時代のマドンナは、よだれが出るぐらい魅力的だった。
(Goro)