
オマケみたいな新曲が良すぎて憎たらしいベスト盤【ストーンズの60年を聴き倒す】#73
『GRRR! グレイテスト・ヒッツ 1962-2012』(2012) “GRRR!” (2012) The Rolling Stones バンド結成50周年を記念したベスト・アルバムで、通常盤がCD3枚組50曲入り、他にCD4枚組80曲入り+ボーナスディスクのスーパー・デラックス・エディション...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
『GRRR! グレイテスト・ヒッツ 1962-2012』(2012) “GRRR!” (2012) The Rolling Stones バンド結成50周年を記念したベスト・アルバムで、通常盤がCD3枚組50曲入り、他にCD4枚組80曲入り+ボーナスディスクのスーパー・デラックス・エディション...
『シャイン・ア・ライト』(2008) “Shine a Light” (2008) The Rolling Stones 2008年に公開された、ストーンズがNYのビーコン・シアターで行った慈善コンサートの模様を収録したドキュメンタリー映画のサウンドトラックだ。 監督はマーティン・スコセッシであ...
『レアリティーズ 1971-2003』(2005) “Rarities 1971-2003” (2005) The Rolling Stones 過去にシングルのB面のみに収録されたアルバム未収録曲や、未発表トラックなどを集めたレア・トラック集である。 60年代のストーンズのシングルは、A・...
『ア・ビガー・バン・ライヴ・オン・コパカバーナ・ビーチ』(2021) “A Bigger Bang Live on Copacabana Beach” (2021) The Rolling Stones 2006年2月8日にブラジル、リオ・デ・ジャネイロのコパカバーナ・ビーチで行われた無料コンサ...
『ア・ビガー・バン』(2005) “A Bigger Bang” (2005) The Rolling Stones 2005年8月にリリースされた本作は、前作から実に8年ぶりのオリジナル・アルバムだった。 前作『ブリッジス・トゥ・バビロン』は無理やり時代に合わせようとしたかのような、なんだ...
【日本が愛した洋楽ヒット】 シーナ・イーストン/モダン・ガール (1980 ) Sheena Easton - Modern Girl 英スコットランドのグラスゴー出身の彼女は、1980年2月にニュー・ウェイヴ・ポップのはしりのようなデビュー曲「モダン・ガール」で全英8位、全米18位、日本...
『ライヴ・リックス』(2004) “Live Licks” (2004) The Rolling Stones ストーンズ初の全キャリアから選曲されたベストアルバム『フォーティ・リックス』リリース後の2002~3年にかけて行われた〈リックス・ツアー〉の模様を収録したCD2枚組のライヴアルバムだ。...
『フォーティ・リックス』(2002) “Forty Licks” (2002) The Rolling Stones ストーンズの60年代の楽曲はアブコ・レコードが権利を持ち、71年以降の楽曲はローリング・ストーンズ・レコードが権利を持っているので、これまでストーンズの全キャリアからの楽曲が収録...
『ノー・セキュリティ サンノゼ ‘99』(2018) “No Security. San Jose '99” (2018) The Rolling Stones 1999年に行われた〈ノー・セキュリティ・ツアー〉は、公演の大半がスタジアムではなく、より小規模な会場(と言っても1万人規模ではある...
アラベスク/ハロー・ミスター・モンキー (1977) Arabesque - Hello Mr Monkey それにしてもひどいジャケだな。 アラベスクは西ドイツの女性ヴォーカルトリオだ。1977年にこの曲でデビューしたものの本国ではまったく売れなかったが、翌年に日本で発売されるとオリ...
『ブリッジス・トゥ・ブレーメン』(2019) “Bridges to Bremen” (2019) The Rolling Stones 本作は1997年〜98年にかけて行われたブリッジス・バビロン・ツアーの終盤、98年9月のドイツのブレーメンでの公演を収録したものだ。"公式ブートレッグ"とい...
ザ・スタイリスティックス/愛がすべて(1975) The Stylistics - Can't Give You Anything (But My Love) この曲もまた、マンダム株式会社によって日本に広く浸透した曲だ。 甘く都会的な"スウィート・ソウル"と呼ばれたフィラデルフィア・ソウ...
『ノー・セキュリティ』(1998) “No Security” (1998) The Rolling Stones 1997年9月にカナダのトロントからスタートしたブリッジス・トゥ・バビロン・ツアーは、98年9月にトルコのイスタンブールで終了するまで、25カ国で108回の公演を行い、457万人...
『ブリッジス・トゥ・バビロン』(1997) “Bridges to Babylon” (1997) The Rolling Stones 前作『ブードゥー・ラウンジ』から3年ぶりとなるスタジオ・アルバム。その制作段階では、なにがなんでも「最先端」でありたいミックと、頑固に俺流のスタイルを貫こう...
『ストリップド』(1995) “Stripped” (1995) The Rolling Stones 90年代前半に流行したMTVのアンプラグドというシリーズは、人気アーティストたちが自らの代表曲やカバー・ソングを、椅子に座り、客席も近い親密な雰囲気の中で、アコースティック・アレンジで披露す...
ジグソー/スカイ・ハイ(1975) Jigsaw - Sky High この曲はもともと1975年公開の香港映画『スカイ・ハイ』の主題歌として、英国のポップ・グループ、ジグソーが書いた曲だ。 シングルとしてもリリースされ、全英9位、全米3位のヒットとなった。 しかしこれが日本で大ヒットす...
『ヴードゥー・ラウンジ・アンカット』(2018) “Voodoo Lounge Uncut”(2018) The Rolling Stones 本作は、1995年にVHSビデオでリリースされた『ブードゥー・ラウンジ・ライヴ』と同じ音源で、2018年11月にBlu-rayとCDのセットで再発売さ...
【日本が愛した洋楽ヒット】#1 ノーランズ/ダンシング・シスター(1979) The Nolans - I'm in the Mood for Dancing 「ニッポンが愛した洋楽ヒット」というシリーズを思いついて、真っ先に思い浮かべたのが、わたしが中学の頃に日本で大ヒットしていたこの曲...
1) ラヴ・イズ・ストロング 2) ザ・ストーム 3) ソー・ヤング 1) Love Is Strong 2) The Storm 3) So Young The Rolling Stones Single 1994 アルバム『ヴードゥー・ラウンジ』からは4枚のシングルがリリースされた。どれ...
『ヴードゥー・ラウンジ』(1994) “Voodoo Lounge” (1994) The Rolling Stones 前作『スティール・ホイールズ』以来5年ぶりとなるアルバムであり、この間にオリジナル・メンバーとして30年在籍したベーシスト、ビル・ワイマンが脱退してしまった。その理由をキー...
初期のザ・ローリング・ストーンズは、米国のブルース・R&Bのカバーを中心としていたが、70年代に入るとオリジナル曲の充実もあって、カバーの割合は減少していった。 しかし近年になってリリースされた、往年の名盤のデラックス・エディションなどに収録された数々の未発表トラックにはカバー曲も多く...
初期のザ・ローリング・ストーンズは、米国のブルース・R&Bのカバーを中心としていた。英国の白人が米国の黒人音楽を演奏するということは当時としては画期的な試みであり、それがすなわちブリティッシュ・ロック誕生の原点となったのだ。 ストーンズがカバーしたその原曲を聴いてみるという、ロック史の...
『スティール・ホイールズ・ライヴ』(2020) “Steel Wheels Live” (2020) The Rolling Stones スティール・ホイールズ・ツアー、1989年12月19日に米ニュージャージー州アトランティック・シティのコンヴェンション・センターでのステージを収録したアル...
『フラッシュポイント』(1991) “Flashpoint”(1991) The Rolling Stones ストーンズにとって8年ぶりとなったライヴツアー、1989年から90年にかけて行われたスティール・ホイールズ・ツアーとアーバン・ジャングル・ツアーの模様を収録したライヴ・アルバムだ。1...
『スティール・ホイールズ』(1989) “Steel Wheels”(1989) The Rolling Stones ストーンズが解散を宣言したことは一度もない。 しかし86年の『ダーティ・ワーク』リリース後、ミックはストーンズのツアーをチャーリーの麻薬依存を理由にキャンセルし、自身のソロアル...
『ダーティ・ワーク』(1986) “Dirty Work”(1986) The Rolling Stones その戦いはミックvsキースから、ミックvsストーンズへと発展した。 ミックはバンドに内緒で、ソロ活動を計画していたことがバレたのだ。キースは以下のように語っている。 あいつの鼻持ちなら...
『アンダーカヴァー』(1983) “Undercover”(1983) The Rolling Stones わたしがまだストーンズを本格的に聴き始める前に、初めてリアル・タイムで聴いたアルバムだ。最新流行の洋楽アルバムとして。 1980年代前半のポップ・ソングは、当時まだ新鮮な響きとしてリスナ...
『スティル・ライフ(アメリカンコンサート '81)』(1982) “Still Life American Concert 1981”(1982) The Rolling Stones わたしがストーンズのレコードを初めて聴いたのが、当時の最新盤だったこのアルバムだった。わたしは16歳で、当時や...
『刺青の男』40周年記念エディション(2021) “Tattoo You” The 40th anniversary reissue (2021) The Rolling Stones 2021年に『刺青の男』の40周年記念エディションとして再発されたのが本作だ。『ロスト&ファウンド:レアリテ...
『刺青の男』(1981) “Tattoo You” (1981) The Rolling Stones ツアーのスケジュールも決まっていたので、それまでにアルバムを出す必要があったが、ミックとキースの仲がどうにもよろしくないため曲が出来ず、仕方なく、過去にお蔵入りになっていた曲を探し出してきて...