【80年代ロックの名曲】
The Smiths
Bigmouth Strike Again (1986)
The Smiths
Bigmouth Strike Again (1986)
ザ・スミスの3rdアルバム『クイーン・イズ・デッド』の先行シングルとして、1986年5月にリリースされた。全英26位。
モリッシーの書く歌詞からわたしが受ける印象は、内気で、コミュ障で、シニカルで、自虐的で、サディスティックという、ヤバいやつである。
この「ビッグマウス・ストライクス・アゲイン」はそんなモリッシーのヤバいイメージをさらに過激に増幅した感じだ。
恋人よ、ただの冗談だよ
きみの歯が全部折れるまで殴り続けてみたいって言ったのは恋人よ、ただの冗談だよ
きみはベッドで殴り殺されるべきだなんて言ったのは今なら僕はジャンヌ・ダルクの気持ちがわかる
炎が鼻を焼き、ウォークマンが溶け始める気持ちがビッグマウスがまた始まった、ビッグマウスが
僕には居場所も、生きる権利もない
(written by Morrissey & Johnny Marr)
「ウォークマン」ていうのが、なんとも時代を感じさせる。
作曲はもちろん、ギターのジョニー・マーだ。
この2人の組み合わせが素晴らしい。よくこんな2人が出会ったものだと思う。
↓ 2019年のグラストンベリーでジョニー・マーがこの曲を歌ったときの映像。胸アツが止まらない。
(Goro)