No.225 ボブ・ディラン/女の如く (1966)

≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その225 Bob Dylan - Just like a woman ボブ・ディランの7枚目のアルバム『ブロンド・オン・ブロンド』に収録された名曲。 このアルバムはナッシュヴィル録音だ。 ディランの初期のアルバムを順番に聴いていくと、このアルバム...

トム・ウェイツ/オール’55 (1973)【’70s Rock Masterpiece】

【70年代ロックの名曲】 Tom Waits Ol' 55 (1973) トム・ウェイツの1stアルバム『クロージング・タイム』からカットされたも彼の1stシングル。 「オール'55」とは、1955年型の古い車、という意味で、実際にトム・ウェイツが乗っていた、55年型ビュイック・ロー...

No.037 キング・クリムゾン/21世紀の精神異常者 (1969)

≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ 37 King Crimson - 21st Century Schizoid Man ジャケがあまりにインパクトが強いので、いったいどんな恐ろしい音楽なんだろう、とほとんどの人が思うに違いない。 あのジャケは、中身を聴く前に相当ハードルを上げ...

追悼 プリンス (1958-2016)

またしても天才の早すぎる死だ。 独特のビートとグルーヴ感、ブラックミュージックとロックの完璧な融合、艶めかしく暴力的な自由すぎるギター、彼の存在はまさにジミ・ヘンドリクス以来の衝撃であり、突然変異のような孤高の天才だった。 わたしは彼がシンニード・オコナーに提供した「nothing compa...

追悼 デヴィッド・ボウイ

デヴィッド・ボウイは芸術面と商業面で成功を両立させた、真に革命的な、唯一無二のロック・アーティストだった。 妖しげなエロティックな香りを相当ハードにふりまきながらもインテリで、極上のポップセンスを持ちながらも異様にぶっ飛んだ発想でアンダーグラウンド・シーンからもリスペクトされる、とにかくなんでも...

【きょうの余談】モーニング・グローリーとわたし

今でこそ轟音ギターなんてインフレで、ああまたか、みたいな感じだけれど、1990年前後はギターの音そのものに渇望感があったというか、ギターがうるさいぐらい鳴ってればそれでよし、みたいなところはあったのだ。 それ以外はまあそんなに期待してないよ、歌メロ全然ダメでもまあいいか、ギターうるさいからOK...

【きょうの余談】『スティッキー・フィンガーズ』に一票

去年わたしが新店オープンの準備のために毎日通っていた尾張旭で、変わったコンビニを見つけた。 外から見る限りではなんの変哲もないファミリーマートだった。 店内に入ってすぐに、有線でローリング・ストーンズの「19回目の神経衰弱」が流れていることに気づいた。 ラジオ放送でも流して...