ザ・ローリング・ストーンズ/ロックス・オフ(1972)

ザ・ローリング・ストーンズ 【100 グレイテスト・ソングス】#12 The Rolling Stones – Rocks Off 1972年の傑作2枚組アルバム『メインストリートのならず者』の冒頭を飾る曲だ。 いかにも「名盤でございます」というダサい威厳もなく、ソウルフードと創作料理でごちゃつ...

ザ・ローリング・ストーンズ/スウェイ(1971)

≪ザ・ローリング・ストーンズ ベスト100≫その7 The Rolling Stones – Sway ジミー・ミラープロデュースの1971年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』収録曲だ。 目が覚めたら もういつもの生活じゃなくなっていて 自分がぶっ壊れてしまったことはないか 地獄のような...

ザ・ローリング・ストーンズ/地の塩(1968)

≪ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス≫その6 The Rolling Stones – Salt of the Earth 1968年の名盤『ベガーズ・バンケット』の最終曲。 アルバムはストーンズの最高傑作のひとつだ。 『ベガーズ・バンケット』のプロデューサーはジミ...

ザ・ローリング・ストーンズ 100 グレイテスト・ソングス

【新シリーズ始動 その5】 このシリーズはタイトルそのまんま、わたしの思うローリング・ストーンズの最高の100曲を選んでいきたいと思います。 怖いもの知らずのアホにしかできない大企画ですね。 すでに、 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」 「悪魔を憐れむ歌」 「ブラウン・シュガー」 「...

No.225 ボブ・ディラン/女の如く (1966)

≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その225 Bob Dylan - Just like a woman ボブ・ディランの7枚目のアルバム『ブロンド・オン・ブロンド』に収録された名曲。 このアルバムはナッシュヴィル録音だ。 ディランの初期のアルバムを順番に聴いていくと、このアルバム...

No.037 キング・クリムゾン/21世紀の精神異常者 (1969)

≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ 37 King Crimson - 21st Century Schizoid Man ジャケがあまりにインパクトが強いので、いったいどんな恐ろしい音楽なんだろう、とほとんどの人が思うに違いない。 あのジャケは、中身を聴く前に相当ハードルを上げ...

追悼 プリンス (1958-2016)

またしても天才の早すぎる死だ。 独特のビートとグルーヴ感、ブラックミュージックとロックの完璧な融合、艶めかしく暴力的な自由すぎるギター、彼の存在はまさにジミ・ヘンドリクス以来の衝撃であり、突然変異のような孤高の天才だった。 わたしは彼がシンニード・オコナーに提供した「nothing compa...

追悼 デヴィッド・ボウイ

デヴィッド・ボウイは芸術面と商業面で成功を両立させた、真に革命的な、唯一無二のロック・アーティストだった。 妖しげなエロティックな香りを相当ハードにふりまきながらもインテリで、極上のポップセンスを持ちながらも異様にぶっ飛んだ発想でアンダーグラウンド・シーンからもリスペクトされる、とにかくなんでも...

【きょうの余談】モーニング・グローリーとわたし

今でこそ轟音ギターなんてインフレで、ああまたか、みたいな感じだけれど、1990年前後はギターの音そのものに渇望感があったというか、ギターがうるさいぐらい鳴ってればそれでよし、みたいなところはあったのだ。 それ以外はまあそんなに期待してないよ、歌メロ全然ダメでもまあいいか、ギターうるさいからOK...

【きょうの余談】『スティッキー・フィンガーズ』に一票

去年わたしが新店オープンの準備のために毎日通っていた尾張旭で、変わったコンビニを見つけた。 外から見る限りではなんの変哲もないファミリーマートだった。 店内に入ってすぐに、有線でローリング・ストーンズの「19回目の神経衰弱」が流れていることに気づいた。 ラジオ放送でも流して...