というわけですでに始まっちゃってるのだが、この新シリーズ《ヒストリー・オブ・ロック》は、ロックンロールが誕生した1955年から、1年刻みで、各年を代表する名曲を10曲ずつ選んで、ロックの進化や変遷、ロックの歴史がわかりやすい形で目に見えるようなものになるといいな、という企画である。
選曲の基準としては、名曲であることは大前提であるけれども、できるだけその年のロックを象徴するような曲や、ロックの進化や歴史に大きな影響を与えたと思われるものを重視して選びたい。
だから、商業的には成功していないアンダーグラウンドなロックを選ぶこともあるだろうし、逆にめちゃくちゃ売れた曲や、有名な曲をガン無視することも充分あり得る。
あるいは、わたしの大好きな曲をちょっとひいき目に選ぶ場合だってあるかもしれないし、逆に大嫌いな曲を仕方なく選ぶ場合もあるかもしれない。もちろん、その場合は「大嫌いだ」とは書かないけれども。
すでに第1回の1955年と第2回の1956年の記事を公開しているが、1955年はまだシリーズ化にしようか単発で終わらせるか迷いながら書き、1956年のほうはおっかなびっくり続きを書いてみたのだった。
しかしこんなものでも、ぜひ続けて欲しいという声もあり（悪いことしたのに絶対辞職しようとしない議員みたいな言い方だな）、おだてられるとすぐに調子に乗り、ホメられると誰にでも尻尾を振るわたしは、これはもしかすると大変かもしれないとは思いつつ覚悟を決めたのだった。それなりに気合入れて書くので、暇があったら見てやってください。できれば週2回ぐらいは記事をアップしたいな。
(by goro)