『スティール・ホイールズ・ライヴ』(2020)
The Rolling Stones
スティール・ホイールズ・ツアー、1989年12月19日に米ニュージャージー州アトランティック・シティのコンヴェンション・センターでのステージを収録したアルバム。
CD2枚に全27曲が収録されている、『フラッシュポイント』の完全版みたいなものだ。まあ曲数が多い分当然と言えるかもしれないが、『フラッシュポイント』から漏れていたものに嬉しい曲が多く、こちらの方が楽しめる印象だ。
- Start Me Up
- Bitch
- Sad Sad Sad
- Undercover of the Night
- Harlem Shuffle
- Tumbling Dice
- Miss You
- Terrifying
- Ruby Tuesday
- Salt of the Earth (ft. Axl Rose, Izzy Stradlin)
- Rock and a Hard Place
- Mixed Emotions
- Honky Tonk Women
- Midnight Rambler
- You Can’t Always Get What You Want
- Little Red Rooster (ft.Eric Clapton)
- Boogie Chillen’ (ft. John Lee Hooker,Eric Clapton)
- Can’t Be Seen
- Happy
- Paint It Black
- 2000 Light Years from Home
- Sympathy for the Devil
- Gimme Shelter
- It’s Only Rock ‘n Roll (But I Like It)
- Brown Sugar
- (I Can’t Get No) Satisfaction
- Jumpin’ Jack Flash”
ストーンズの代表曲を余すところなく披露した大サービス豪華ショーといった趣もあるものの、ここでしかライヴ・バージョンが聴けない「アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト」「ミックスト・エモーションズ」「ハーレム・シャッフル」「テリファイング」が入っているのが嬉しい。
さらに『サタニック・マジェスティーズ』から初めてライヴで披露された「2000光年の彼方に」がサプライズ的に入っているのも貴重だ。
そのうえわたしの大好きな「地の塩」が入ってる!と一瞬歓喜したものの、聴いてみたらアクセル・ローズの野郎が混じってるやつだったのでガッカリしてしまった。くねくねイカ踊りの目障りなヤツめ。まあ冒頭4小節だけでもキースのヴォーカルで聴けたのは救いだったけれども。
これ以外にも、「Little Red Rooster」にはエリック・クラプトンが、「Boogie Chillen’」にはジョン・リー・フッカーがと、このツアーぐらいからちょくちょく有名人ゲストが出てくるんだけれども、正直、いらないんだよねえ。。
(Goro)