![The Stairs – Weed Bus – Vinyl (12", 45 RPM, EP), 1991 [r1772499] | Discogs](https://i.discogs.com/6SrelLy_MHCPmkPn5_O8bYPv4pSlUZVPkpVE7x-iPjg/rs:fit/g:sm/q:90/h:529/w:600/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTE0ODky/MTktMTIyMzQ5OTg1/NC5qcGVn.jpeg)
【90年代ロックの快楽】
The Stairs
Weed Bus (1991)
The Stairs
Weed Bus (1991)
91年にデビューして、あっという間に解散してしまったのでよく知るヒマもなかったバンドだけれども、この曲がちょっと面白くて好きだったのだ。
ザ・ステアーズはリバプール出身の3人組である。
この曲はデビュー・シングルで、彼らにとって唯一の『メキシカンR&B』というふざけたタイトルのアルバムにも収録された曲だ。
しかもアルバムは、全曲モノラル録音だ。こういうことをやるのはドクター・フィールグッドにしろミシェル・ガン・エレファントにしろ、こだわりの鬼みたいな人たちだけだ。
曲はストーンズの「ラスト・タイム」とザ・フーの「マジック・バス」を合わせたようなゴリゴリのブリティッシュ・ビートだ。まるでブリティッシュ・ビートに忠誠を誓ったかのように踏み外さない。ロック好きの人に60年代の曲だと言って聴かせても、きっと疑わないだろう。
歌詞は、仕事を終わったらぎゅうぎゅうづめの”おんぼろバス”に乗って帰る、降りようとしても体が固まって降りられない、死ぬまできっとぎゅうぎゅうづめだろう、みたいなせつない歌詞だ。
ヴォーカル&ベースのエドガー・サマータイムはこの当時20歳だそうだ。
そしてこの曲はその5年前、15歳のときに書き上げたということらしい。
バンドは1994年に解散したが、2015年に再結成し、現在も活動中である。
(Goro)
コメント
シングルもアルバムも買いました。
ライブも行きました。
結構好きでした。
が、エピソードはありません(笑)
同じもの聴いてますねー。
アルバムはあんまり良くなかったですねえ(笑)