ザ・バーズ/すっきりしたぜ (1965)【’60s Rock Masterpiece】

The Byrds – I'll Feel A Whole Lot Better / It's No Use (2012, Blue Clear, Vinyl) - Discogs

【60年代ロックの名曲】
The Byrds
I’ll Feel a Whole Lot Better

ザ・バーズの1stアルバム『ミスター・タンブリン・マン』収録の、初期バーズのオリジナル曲のほとんどを書いた、ジーン・クラークの作だ。

スピード感があり、軽快なギター・リフを中心とした透明感のあるフォーク・ロック・サウンドはこれぞバーズ流のロックンロールだ。そして、これこそが「アメリカン・ロック」の原点でもある。

しかし、80~90年代にロックを聴き狂っていたわたしのような者は、一聴して「イギリスっぽい音だな」などと本末転倒なことを思ったものだ。

80~90年代には英国のネオ・アコ系のバンドがこぞってバーズ・サウンドを手本にしたもので、あのプライマル・スクリームも1stアルバムはバーズ・サウンドだった。イギリスのロック・バンドというものは伝統的に、とにかくアメリカの音楽に憧れるのである。

米国ではR.E.M.がこのサウンドを受け継いだ。当時のわたしは「R.E.M.ってなんかアメリカっぽくない」などとやはり本末転倒なことを思っていたものだった。無知だったのである。

今はどこでだれが受け継いでいるのかよくわからないが、きっとどこかでだれかが受け継いでいるに違いない。

わたしはきっと見つけ出してみせる。

(Goro)