レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/サーチ・アンド・デストロイ (1991)

【カバーの快楽】
Red Hot Chili Peppers
Search and Destroy (1991)

イギー&ザ・ストゥージズが1973年に発表したアルバム『ロウ・パワー(Raw Power)』のオープニングを飾る、耳に歯医者のドリルを突き刺されるような超刺激的な名曲のカバーだ。

1991年発表のレッチリの代表曲「ギヴ・イット・アウェイ」のシングルのカップリングとして収録されていたものだ。このシングルを買った人はきっと、一生レッチリのファンになったに違いない(そのうちの1%ぐらいはストゥージズのファンにもなってくれたんじゃないかと思いたい)。

動画は2002年のパリのオリンピア劇場でのライヴ。

ロック界で、上半身裸で歌うというスタイルを確立したのはイギーだ。

そのイギー・スタイルを受け継ぐアンソニーが、ステージを転げまわりながら歌う姿が若き日のイギーによく似ていて、グッとくる。

まさに彼らにピッタリの曲だ。いろんな意味で、嬉しすぎる。

Red Hot Chili Peppers – Search and Destroy – Live at Olympia, Paris

↓ ザ・ストゥージズのオリジナル。

Iggy & The Stooges – Search And Destroy (Bowie Mix) (Audio)

(Goro)