チープ・トリック/永遠の愛の炎 (1988)

【80年代ロックの快楽】 Cheap Trick The Flame (1988) 1978年にリリースされたライヴ・アルバム『at武道館』の大ヒットによって世界的な人気を獲得したチープ・トリックは、翌年リリースの4thアルバム『ドリーム・ポリス』も全米6位と連続ヒットが続き、不動の地位を...

キリング・ジョーク/エイティーズ(1985)

【80年代ロックの快楽】 Killing Joke - Eighties 1979年にデビューしたイギリスのバンド、キリング・ジョークは、インダストリアル・ロックの開祖とも言われている。 インダストリアル・ロックとは、打ち込みやシンセなどを多用し、ノイジーで、恐ろし気で、金属的な響きの...

ザ・ローリング・ストーンズ/ロックス・オフ(1972)

ザ・ローリング・ストーンズ 【100 グレイテスト・ソングス】#12 The Rolling Stones – Rocks Off 1972年の傑作2枚組アルバム『メインストリートのならず者』の冒頭を飾る曲だ。 いかにも「名盤でございます」というダサい威厳もなく、ソウルフードと創作料理でごちゃつ...

ザ・ローリング・ストーンズ/スウェイ(1971)

≪ザ・ローリング・ストーンズ ベスト100≫その7 The Rolling Stones – Sway ジミー・ミラープロデュースの1971年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』収録曲だ。 目が覚めたら もういつもの生活じゃなくなっていて 自分がぶっ壊れてしまったことはないか 地獄のような...

ザ・ローリング・ストーンズ/地の塩(1968)

≪ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス≫その6 The Rolling Stones – Salt of the Earth 1968年の名盤『ベガーズ・バンケット』の最終曲。 アルバムはストーンズの最高傑作のひとつだ。 『ベガーズ・バンケット』のプロデューサーはジミ...

ザ・ローリング・ストーンズ 100 グレイテスト・ソングス

【新シリーズ始動 その5】 このシリーズはタイトルそのまんま、わたしの思うローリング・ストーンズの最高の100曲を選んでいきたいと思います。 怖いもの知らずのアホにしかできない大企画ですね。 すでに、 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」 「悪魔を憐れむ歌」 「ブラウン・シュガー」 「...

ラモーンズ/ボンゾ (1985)

【80年代ロックの名曲】 Ramones Bonzo Goes To Bitburg (1985) この曲は1985年6月にシングルとして発表され、彼らの9枚目のアルバム『アニマル・ボーイ』に収録された。シングルチャートではイギリスで81位、アメリカでは圏外と、まあいつものように、ヒットと...

エミルー・ハリス/トゥゲザー・アゲイン (1975)

【70年代ポップスの名曲】 Emmylou Harris Together Again (1975) グラム・パーソンズに見出され、彼のアルバムで共に歌ったエミルー・ハリスは、カントリー・ロックという音楽にとっては、アダムとイヴのイヴみたいなものだ。 ぶっちゃけグラム・パーソンズのヴ...

ピンク・フロイド/タイム (1973)

【70年代ロックの名曲】 Pink Floyd Time (1973) ピンク・フロイドの代表作『狂気』に収録された名曲だ。 ピンク・フロイドの曲の中で、わたしはこれがいちばん好きかもしれない。 2分近くに及ぶ長い長いイントロが終わると、満を持したデヴィッド・ギルモアの、どやしつけ...

ザ・フー/無法の世界 (1971)

【70年代ロックの名曲】 The Who Won't Get Fooled Again (1971) ザ・フーの5枚目のアルバム『フーズ・ネクスト』のラストを飾る曲だ。 デビュー以来一貫してケンカ腰のザ・フーは、しかしその知性とユーモアによって、攻撃的だけれどポジティヴで斬新な楽曲を...

ロイ・オービソン/エヴァーグリーン (1962)

【60年代ロックの名曲】 Roy Orbison Evergreen (1962) ビートルズ登場前夜、1962年の夏を舞台にした映画『アメリカン・グラフィティ』のちょうどあの時代に生まれた曲だ。いや、映画には出てこないけれども。 1962年にシングルとして発売されたものの、チャート...

ハイウェイメン/ハイウェイマン (1985)

【カントリーの快楽】 Highwaymen Highwayman (1985) カントリー・ミュージックの中心地、ナッシュヴィルの保守的な音楽産業と折り合いがつかずに距離を置いていたウィリー・ネルソンとウェイロン・ジェニングスは、80年代に不遇の時代を送っていたカントリー界のゴッドファーザ...

チープ・トリック/トゥナイト・イッツ・ユー (1985)

【80年代ロックの名曲】 Cheap Trick Tonight It's You (1985) 85年発表のチープ・トリックの8枚目のアルバム『スタンディング・オン・ジ・エッジ』からのシングル・カットで、彼らのシングルとしては3年ぶりのチャート入りを果たした (と言っても44位だが)。 ...

エコー&ザ・バニーメン/ザ・カッター (1983)

【80年代ロックの名曲】 Echo & The Bunnymen The Cutter (1983) まあ、1曲ぐらいはエコバニも取り上げておこう。 そんな言い方をすると熱狂的なファンの方は怒るかもしれないが、親しい仲だから言うのである。親しいといっても会ったことはないが、昔...