ピクシーズ/ヒア・カムズ・ユア・マン (1989)【’80s Rock Masterpiece】
Pixies Here Comes Your Man (1989) ピクシーズが1989年に発表した、名盤2nd『ドリトル』からのシングル。 この年の英国の音楽誌NMEの年間アルバムの読者投票で1位となったのがストーン・ローゼスの『石と薔薇』、そして2位が『ドリトル』だったのは象徴的だ。 ま...
Pixies Here Comes Your Man (1989) ピクシーズが1989年に発表した、名盤2nd『ドリトル』からのシングル。 この年の英国の音楽誌NMEの年間アルバムの読者投票で1位となったのがストーン・ローゼスの『石と薔薇』、そして2位が『ドリトル』だったのは象徴的だ。 ま...
Pixies Debaser (1989) ピクシーズは米マサチューセッツ州ボストン出身のバンドだ。1987年に英国の名門インディ・レーベル、4ADからデビューした。そのせいもあって、本国よりも先に英国でブレイクした。 彼らの音楽は、ラウドなギターとポップなメロディー、実験的でありながら、爽やか...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#11 Pixies "Dolittle" (1989) ロックバンドにとっては、ビジュアルも重要な要素である。 たぶんこのピクシーズは、【最...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#10 R.E.M. "Green" (1988) MTVと電子楽器全盛の80年代に、流行の真逆をいく音楽性で「米インディーズ界の良心」と評されたR.E.M.の、メジャー移籍...
R.E.M. (Don't Go Back To) Rockville (1984) R.E.M.が1984年4月にリリースした2ndアルバム『夢の肖像 (Reckoning)』からのシングルだ。 シングルの方はチャートにはかすりもしていないが、調べてみたらアルバムはなんと全米27位まで上がって...
R.E.M. Radio Free Europe (1981) 米ジョージア州出身のバンド、R.E.M.が1981年7月に独立系レーベルからリリースしたデビュー・シングルだ。そのレーベルがほどなくして廃業したため、別の独立系レーベル、IRSに移籍し、83年に1stアルバム『マー・マー』に収録された...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#9 R.E.M. "Eponymous" (1988) 一聴しただけではピンとこない音楽というものがあるもので、この当時のR.E.M.こそが...
My Bloody Valentine You made me realise (1988) またまた騒々しい曲で申し訳ない。 1stアルバム『イズント・エニシング』から遡ること3ヶ月前の1988年8月にリリースされた、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのクリエイション移籍後初のシングルだ。これが...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#8 My Bloody Valentine “Isn’t Anything” (1988) ダイナソーJr.が米国90年代ロックの着火点なら...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#7 Dinosaur Jr. "BUG" (1988) 音楽誌でダイナソーJr.が頻繁に取り上げられるようになったのは1990年頃のことだっ...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#6 Sonic Youth "Daydream Nation" エレキギターの刺激的なノイズを全身に浴びてリフレッシュしたい日にはうってつけ...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#5 Pixies "Surfer Rosa" (1988) 冒頭の「ボーン・マシーン」の荒々しいドラムで始まるイントロを聴いただけで惹き込ま...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#4 Dinosaur Jr. "You're Living All Over Me" (1987) 500枚の最強ロックを選ぶシリーズの開始早々、4枚目にしてこんな薄汚い耳...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#3 Nirvana "MTV Unplugged in New York" (1994) 1994年4月にカートの死でニルヴァーナが解散し...
1988年、ニルヴァーナは地元の米ワシントン州シアトルのインディレーベル〈サブ・ポップ〉から、1stシングル「ラヴ・バズ」でデビュー、翌89年には1stアルバム『ブリーチ』をリリースした。 翌年にメジャーレーベルに移籍し、2ndアルバム『ネヴァーマインド』を発表すると、ロックシーン...
Nirvana All Apologies (1993) あの日の記憶はいまだに残っている。 1994年4月10日のことだ。 当時、江戸時代の長屋みたいなボロアパートに住み、近くの映画館で働いていたわたしは、遅番の勤務のため昼頃にのろのろと起き出して仕事に行く用意をしていると、TVのニュースが...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#2 Nirvana "In Utero" (1993) 1993年9月にリリースされたニルヴァーナの3rdアルバム。 前作...
Nirvana Lithium (1991) 『ネヴァーマインド』からの3rdシングル。これまた大好きな曲だ。 この曲には、カッコ良さだけではない、カッコ悪さとユーモアとせつなさと心強さを感じる。 ヴァースのメロディなんて、昭和歌謡みたいだ。たとえば甲斐バンドみたいな。 ああ、きっと甲斐よしひ...
Nirvana Come As You Are (1991) ニルヴァーナの代表曲と言えば「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」にちがいないし、あの一発でロックシーンがブッ飛ばされた感が当時もたしかにあった。 でもあれは従来のパンク・ロックやハード・ロックにまだ近い曲だった。本当に彼らの新し...
Nirvana Smells Like Teen Spirit (1991) 1991年は楽しかったなあ。 ソニック・ユースが『GOO』でメジャーデビューの扉を開いてから、さらにピクシーズやダイナソーJrやマッドハニーやスマッシング・パンプキンズなどが続々と地下の世界から地上へとのたくり出てきた...
このブログの最期にやろうと長年あたためていた企画を、ついに始めてしまった。【最強ロック名盤500】である。 そういえばこのブログも、開始から今年で15年になる。15周年記念ということにしよう。 ロックの名盤を1タイトルずつ、500回に渡って選んでいくという、壮大な企画である。その初回が一昨日...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#1 Nirvana "Nevermind" (1991) わたしが10代後半だった1980年代前...
ニルヴァーナは、オリジナリティ溢れる楽曲を多く残したが、彼らがカバーした楽曲についてもその独特の選曲が注目を集めた。 特にヴァセリンズやミート・パペッツといったバンドは、一般的にはまったく無名の存在だったが、カート・コバーンが深くリスペクトしていること、そして彼のあの独特なソングライティングの...
オリジナル・アルバムはたった3枚、ライヴ盤や編集盤を入れても10枚ちょっとしかないニルヴァーナに名盤ベストテンもないようなものだが、しかしあらためてそれらを聴いてみると、そのほとんどが名盤と言っても過言ではないほどのクオリティなのだから恐れ入る。 わたしにとってニルヴァーナは、あの大ブ...
仕事で信じられないほどアホなヘマをして、ひとまわり以上も年下の班長に厳しく叱責されながら、まだ還暦にもなってないのに早くも耄碌してきてるのかなどという情けない想いとこの先の漠然とした不安に萎縮したダンゴ虫みたいな気持ちになって工場の勤務を終え、母の家に向かう。 80歳の母は、3...
「ハックニー・ダイアモンズ」(2023) "Hackney Diamonds" (2023) The Rolling Stones いったいどうなっているのか、と呆れ返るほどの充実作である。 80歳のストーンズの18年ぶりのオリジナル・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』が昨日リ...
その昔、レコード会社はできるだけ2枚組のオリジナル・アルバムなんか出したくはなかった。収録曲が多ければそれだけ制作に時間がかかるし、値段も高くなり、売れ行きが悪くなるからだ。 それでも出したということは、 ① アーティストが創作意欲に溢れ、素早く大量に曲が出来上がった。 ② 何を出しても売...
「アングリー」(2023) Angry (2023) The Rolling Stones すごいな。80歳だよ。 まさか今年80歳というミックとキースのストーンズが、本当にニュー・アルバムを出すなんて思ってもみなかった。 いや、もう何年も前から「ストーンズが新曲をレコーディング中」なんて...
さて、半年間にわたってストーンズの60年を聴き倒してきましたが、その総括の意味も込めて今回は、ストーンズの全オリジナル・スタジオ・アルバムの中から、ベストテンを選んでみました。 そしてついでに、各アルバムの収録曲から、わたしのベスト3曲も選んでみました。 ※【ストーンズの60年を...
デビュー以来、ストーンズがカバーしてきた楽曲の、そのオリジナルを発掘するこのシリーズのラストは、2016年にストーンズがリリースしたブルースのカバー・アルバム『ブルー&ロンサム』の全曲だ。 もともとカバー・アルバムを作るつもりでスタジオに入ったわけではなかったそうだが、古いヴィンテージ...