【70年代ロックの名曲】
John Lennon
Jealous Guy (1971)
John Lennon
Jealous Guy (1971)
1971年10月にリリースされたジョン・レノンのソロ2作目『イマジン』に収録された曲。
有名な曲なのでさぞかしヒットしたのかと思いきや、当時はシングルカットすらされなかったらしい。
そして彼の死後に、日本のみで追悼シングルとして発売されたそうだ。
追悼なのに本人の歌が売られるというのも考えてみればヘンなものだが、そんなところにケチをつけても偏屈野郎と思われるだけなので、深く考えるのはよそう。
「嫉妬深い男で、君を困らせてごめんよ」というシンプルな内容の歌だ。
メロディも一度聴いたら忘れられないし、アレンジも美しい。
ジョン・レノンのソロの曲の中では、わたしが一番好きな曲だ。
↓ ジョン・レノンがN.Y.で凶弾に倒れた3ヶ月後の1981年3月にロキシー・ミュージックが追悼のためにリリースしたのがこのカバー・シングルだった。ロキシーにしては極めてオーソドックスなアレンジである。
このシングルは、ロキシー・ミュージックにとっては唯一となる全英1位のヒットとなった。
PVはブライアン・フェリーの、終始ダンディなポーズを取りながらのカメラ目線に尻がこそばゆい感じになったりするかもしれないが、まあ英国の沢田研二だと思って見てもらったらいいと思う。
(Goro)