グランド・ファンク/ロコモーション (1974)【カバーの快楽】

輝くグランド・ファンク

【カバーの快楽】
Grand Funk
The Loco-Motion (1974)

ビールに合うなあ。
チョリソーぐらいビールに合う。

これも、暑い夏に聴くとより一層アツ苦しく楽しめる、激アツロックだ。

ジェリー・ゴフィン&キャロル・キングの作で、19歳のリトル・エヴァが歌って全米1位となった、1962年の大ヒット曲の、ハード・ロック・アレンジによるグランド・ファンクのカバー・バージョンだ。

彼らの8枚目のアルバム『 輝くグランド・ファンク (Shinin’ On) 』からシングル・カットされて全米1位となり、前年のシングル「アメリカン・バンド」に続く、彼らにとって2曲目のナンバー1獲得となった。プロデュースがトッド・ラングレンのせいか、サウンドはハード・ロックでもポップ要素のほうが強い印象だ。

アルバム・ジャケットは、赤青のメガネをかけて見ると立体に見えるという、昭和の時代の子供だましの3D仕様が嬉しい。

↓ リトル・エヴァのオリジナル。

(Goro)