
【90年代ブリット・ポップの快楽】
Elastica
Waking Up (1995)
Elastica
Waking Up (1995)
90年代中頃に《ブリット・ポップ》ブームというのがあったのだけれども、オアシスとブラーが大人気だからその勢いにかこつけて、このイマイチ小粒なバンドたちもついでに売ったれ!みたいな感じで、実のところそんなにたいしたものは少なかったという印象だった。
ただ、みんなそれぞれ勢いとやる気だけはあるので、勢いとやる気を一点に凝縮させたようなシングルには結構良いものがあったりした。
エラスティカのこの曲もまた、勢いとやる気と、スタイリッシュなセンスを感じさせる良い曲で、わたしは好きだった。
エラスティカはロンドン出身のバンドで、男子はドラムだけであとの3人が女子というめずらしい構成だ。
フロントウーマンのいかにも聡明そうな美人、ジャスティーン・フリッシュマンは当時、ブラーのデーモン・アルバーンと付き合っていたことはよく知られていた。さらに、その前はスウェードのブレット・アンダーソンと付き合っていたこともまあまあ知られていた。
当時のブリット・ポップ連中とちょっと違うのは、80年代ニュー・ウェイヴの面影が濃いというところで、なんというか、ちゃんとしてる感じなのだ。
この曲は1stアルバムからのシングル・カットで、全英13位まで上がるヒットとなった。そしてその勢いに乗って、アルバムは全英1位の大ヒットとなった。
Elastica – Waking Up
(Goro)