トム・ウェイツ/トム・トラバーツ・ブルース(1976)
【70年代ロックの名曲】 Tom Waits Tom Traubert's Blues (1976) 1976年のアルバム『スモール・チェンジ』のオープニング・ナンバーだ。 トム・ウェイツの代表曲で、いかにもトム・ウェイツらしい、彼の個性が存分に発揮されている曲だ。 トム・ウェ...
メジャーからマイナーまで、クラシック・ロックの名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2025年9月『地上最強のロック』より改題)
【70年代ロックの名曲】 Tom Waits Tom Traubert's Blues (1976) 1976年のアルバム『スモール・チェンジ』のオープニング・ナンバーだ。 トム・ウェイツの代表曲で、いかにもトム・ウェイツらしい、彼の個性が存分に発揮されている曲だ。 トム・ウェ...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt It's So Easy (1977) リンダ・ロンシュタットは1967年にストーン・ポニーズというバンドのヴォーカルとしてデビューしたが、1曲だけ売れた後で解散して、ソロで再デビューした。 彼女は作詞も作曲もしないし、彼女の...
ザ・ローリング・ストーンズ 【100 グレイテスト・ソングス】その9 The Rolling Stones – Slipping Away 1989年発表の『スティール・ホイールズ』の収録曲。 前作『ダーティ・ワーク』から3年もブランクがあって、ミックとキースが険悪の状態という話ばか...
【ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス】その8 The Rolling Stones – Sweet Virginia 1972年の名盤『メインストリートのならず者』収録曲。 キース・リチャーズの南フランスの家で録音したこのアルバムは、全体に良い意味でリラックスしてい...
≪ザ・ローリング・ストーンズ ベスト100≫その7 The Rolling Stones – Sway ジミー・ミラープロデュースの1971年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』収録曲だ。 目が覚めたら もういつもの生活じゃなくなっていて 自分がぶっ壊れてしまったことはないか 地獄のような...
≪ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス≫その6 The Rolling Stones – Salt of the Earth 1968年の名盤『ベガーズ・バンケット』の最終曲。 アルバムはストーンズの最高傑作のひとつだ。 『ベガーズ・バンケット』のプロデューサーはジミ...
【新シリーズ始動 その5】 このシリーズはタイトルそのまんま、わたしの思うローリング・ストーンズの最高の100曲を選んでいきたいと思います。 怖いもの知らずのアホにしかできない大企画ですね。 すでに、 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」 「悪魔を憐れむ歌」 「ブラウン・シュガー」 「...
【80年代ロックの名曲】 Ramones Bonzo Goes To Bitburg (1985) この曲は1985年6月にシングルとして発表され、彼らの9枚目のアルバム『アニマル・ボーイ』に収録された。シングルチャートではイギリスで81位、アメリカでは圏外と、まあいつものように、ヒットと...
【70年代カントリーの名曲】 Glen Campbell Rhinestone Cowboy (1975) アーカンソー州の農家に生まれたグレン・キャンベルの少年時代は、ラバと農作業をする毎日だった。 しかし音楽好きだった彼は、あるとき鋤よりギターのほうが軽くて楽だということ...
【70年代ポップスの名曲】 Emmylou Harris Together Again (1975) グラム・パーソンズに見出され、彼のアルバムで共に歌ったエミルー・ハリスは、カントリー・ロックという音楽にとっては、アダムとイヴのイヴみたいなものだ。 ぶっちゃけグラム・パーソンズのヴ...
【70年代ロックの名曲】 Mott The Hoople The Golden Age of Rock and Roll (1974) モット・ザ・フープルの最後のアルバム『ロックンロール黄金時代』の冒頭を飾るナンバーだ。 "ロックンロール黄金時代は決して終わらない ガキどもが笑っ...
【70年代ロックの名曲】 Pink Floyd Time (1973) ピンク・フロイドの代表作『狂気』に収録された名曲だ。 ピンク・フロイドの曲の中で、わたしはこれがいちばん好きかもしれない。 2分近くに及ぶ長い長いイントロが終わると、満を持したデヴィッド・ギルモアの、どやしつけ...
【'60s Rock Masterpiece】 Jimmy Cliff Many Rivers to Cross (1969) ジャマイカのアーティスト、ジミー・クリフの代表曲だ。 1969年にリリースされた3rdアルバム『ジミー・クリフ』に収録された曲だ。 当時彼はアイランド...
【70年代ロックの名曲】 Deep Purple Smoke on the Walter (1972) ディープ・パープルの超有名盤『マシン・ヘッド』に収録された、彼らの代表曲だ。シングル・カットされ、全米4位の大ヒットとなった。 このブログにハードロックが少ないのは、わたしがそっち...
【70年代ロックの名曲】 The Who Won't Get Fooled Again (1971) ザ・フーの5枚目のアルバム『フーズ・ネクスト』のラストを飾る曲だ。 デビュー以来一貫してケンカ腰のザ・フーは、しかしその知性とユーモアによって、攻撃的だけれどポジティヴで斬新な楽曲を...
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その440 The Rolling Stones - Dead Flowers 1971年に発表されたアルバム『スティッキー・フィンガーズ』は、デッカとの契約が切れて立ち上げたローリング・ストーンズ・レーベルでの最初のアルバムだ。 また、ブライアン...
【60年代ソウルの名曲】 Aretha Franklin Chain Of Fools (1967) 今もソウル/R&Bの歴史的名盤として聴き継がれている(と信じたい)、『レディ・ソウル』の冒頭を飾る曲だ。 イントロなしでいきなり始まる「チェチェイ・チェ~ン」のひと節だけで、...
【60年代ロックの名曲】 Roy Orbison Evergreen (1962) ビートルズ登場前夜、1962年の夏を舞台にした映画『アメリカン・グラフィティ』のちょうどあの時代に生まれた曲だ。いや、映画には出てこないけれども。 1962年にシングルとして発売されたものの、チャート...
【90年代カントリーの快楽】 Vince Gill I Still Believe In You (1992) カントリー系シンガー・ソングライターのヴィンス・ギルは、1957年に米オクラホマ州に生まれた。 10歳のときに親からギブソンES335を贈られ、それに夢中になったという。生...
【カントリーの快楽】 Highwaymen Highwayman (1985) カントリー・ミュージックの中心地、ナッシュヴィルの保守的な音楽産業と折り合いがつかずに距離を置いていたウィリー・ネルソンとウェイロン・ジェニングスは、80年代に不遇の時代を送っていたカントリー界のゴッドファーザ...
【80年代ロックの名曲】 Cheap Trick Tonight It's You (1985) 85年発表のチープ・トリックの8枚目のアルバム『スタンディング・オン・ジ・エッジ』からのシングル・カットで、彼らのシングルとしては3年ぶりのチャート入りを果たした (と言っても44位だが)。 ...
【80年代ロックの名曲】 Echo & The Bunnymen The Cutter (1983) まあ、1曲ぐらいはエコバニも取り上げておこう。 そんな言い方をすると熱狂的なファンの方は怒るかもしれないが、親しい仲だから言うのである。親しいといっても会ったことはないが、昔...
【80年代カントリーの名曲】 George Jones He Stopped Loving Her Today (1980) ジョニー・キャッシュやボブ・ディラン、キース・リチャーズも愛した史上最高のカントリー歌手のひとり、ジョージ・ジョーンズの最大のヒット曲がこの曲だ。カントリー・ソング...
【80年代ロックの名曲】 The Jam That's Entertainment (1980) ジャムの5枚目のアルバム『サウンド・アフェクツ』の収録曲で、シングル・カットはされなかったが、ジャムの代表曲としてよく知られた曲だ。 1977年にデビューしたジャムは、同年デビューのザ・...
【70年代ロックの名曲】 The Clash Spanish Boms (1979) シングル曲でもないし、たぶんあまりクラッシュの代表曲としては選ばれないかもしれないけど、わたしはこの曲が凄く好きなので仕方がない。初めて聴いたときからずっと好きだ。 そもそもこの曲が収録された『ロン...
【70年代ポップスの名曲】 Crystal Gayle Don't It Make My Brown Eyes Blue (1977) クリスタル・ゲイルは1970年にデビューした。 カントリー歌手ロレッタ・リンの実の妹である。 この曲は当時の言葉で言うと「クロスオーバー」的な、カ...
【70年代ポップスの名曲】 Elton John Goodbye Yellow Brick Road (1973) 1973年に発表されたエルトン・ジョン6枚目のアルバム『黄昏のレンガ道』のタイトル曲。 アルバムは全米1位を8週も独走する大ヒットとなり、シングルカットされたこの曲また...
【70年代ロックの名曲】 Lynyrd Skynyrd Free Bird (1973) レーナード・スキナードのデビュー・アルバム『レーナード・スキナード』の最後に収録された、9分を超える長い曲だ。 その2年前に死去した、オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリスト、デュアン・オール...
【70年代ロックの名曲】 Leon Russell This Masquerade (1972) レオン・ラッセルの3rdアルバム『カーニー』の収録曲。 1976年にジョージ・ベンソンがカバーして大ヒットしたので、世界的にはそのバージョンがよく知られている。 日本ではきっとカー...
【70年代ロックの名曲】 Led Zeppelin Stairway To Heaven (1971) この曲はレッド・ツェッペリンの4枚目のアルバム(無題)に収録された、ロック史上最も有名な名曲のひとつだ。 (※いちおうこの文章は、この曲を一度も聴いたことのない人を想定して書いてい...