ザ・ローリング・ストーンズ/カム・オン(1963)

Come On

【ザ・ローリング・ストーンズ 100グレイテスト・ソングス】#31
The Rolling Stones – Come On

チャック・ベリーのカバーで、ストーンズのデビュー・シングルとなった曲だ。

ミック・ジャガーやビル・ワイマンなど、ストーンズのメンバーは、この若干ポップな仕上がりのシングルが気に要らず、もっと渋いR&B路線でデビューしたかったようだが、レコード会社が売れ筋路線にこだわったため、仕方なく受け入れたという。
ただし全英チャートでは21位と、大ヒットとはならなかった。

でもわたしはこの、チャック・ベリーのバージョンよりもっとスピード感があってキレの良いストーンズ版が大好きだ。

シングルのB面はマディ・ウォーターズの「アイ・ウォナ・ビー・ラヴド」である。

表はポップなチャック・ベリーのロックンロールで、裏はマディ・ウォーターズの渋いブルースという、まさにローリング・ストーンズというバンドを完璧に表した、完璧なデビュー・シングルだと思う。

The Rolling Stones – The Rolling Stones – Come On (Saturday Club, 26th October 1963)

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