【きょうの余談】さらば、娘よ

高校で写真部に入ってる娘が、自費製作で写真集を作った。

『冥福』とはまたどえらいタイトルだなー(笑)

いや、だれも死んでないんですけど。

現実から、ちょっとだけあの世に足を踏み入れてみたい好奇心のような、幻想的なテイストの写真が多い。

モデルはみんな華のJKなのに、ニコリともさせないところがいいな。

娘が憧れているイタリアの写真家Marta Bevacquaの影響もあるのだろう、たぶん。

Her Out There
(Marta Bevacquaの写真集)

そんな娘も無事、高校を卒業した。

そして、明日からは東京に住むことに。

東京で写真の専門学校に通うためだ。

やがて専門学校を卒業して、うまくいけば東京で仕事を見つけて、成功すればそのまま東京で暮らすのだろう。

そして、東京で結婚して家庭を持つのかな?

わりと現実的なタイプだから、壮大な夢と野望は心の片隅に置いといて、現実的な計画も描いているんじゃないかな、と想像する。

どうせなら、壮大な夢と野望のほうを目指してほしいけど。

明日は引っ越しも兼ねて、わたしが運転する車で、娘と荷物を東京まで運ぶ。片道4時間の道程だ。

もちろん、帰りはわたしは独りで帰って来るのだ。

独りでの帰途は、長く感じるだろうなあ。

なにを聴きながら帰ってこようか。

それにしても、18年間なんてあっという間だったなあ。。

彼女が健康で、後悔のない人生を送れますように。

(Goro)