【妄想レコード】『ザ・ローリング・ストーンズ~バラード・ベスト』(2020)

The Rolling Stones
“The Best Of Ballads”

Notebook : Rolling Stones Notebook Journal Holiday Gift Ideas Newyear , Christmas , Thankgiving

みなさんこんにちは。子供の頃から妄想好きだったゴローです。

前回の『ザ・ローリング・ストーンズ/ザ・ベスト・オブ・クソ・ロックンロール』もごく一部で熱烈な支持を頂きましたが、調子に乗って今回の妄想レコードは、ストーンズのバラードのみを集めた10曲です。

ちょうど秋から冬に変わろうとしている現在の季節にピッタリな10曲になったのではないかと思います。

例によってアナログ・レコードとして販売されることを妄想して、A面・B面とも曲順にこだわりました。
CDまたはカセットテープで、高速道路のサービスエリアにでも売ってたらサイコーだと思います。定価は1,200円ぐらいかな。

それでは早速、A面のオープニング・トラックから聴いてみましょう。

SIDE-A ① ウインター
Winter(1973)

73年の名盤『山羊の頭のスープ(Goats Head Soup)』収録曲。クリスマス・ソングのようだけど、どちらかというと粉雪が舞う冬の荒野が目の前に拡がるような、壮大なバラードだ。

The Rolling Stones – Winter (Goats Head Soup 2020) | Official Audio

SIDE-A ② アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
As Tears Go By(1965)

元々は当時17歳のマリアンヌ・フェイスフルのデビュー曲として書かれた曲で、これはストーンズのセルフカバー。

キースのアコギと弦楽四重奏のみのアレンジで、シンプルながら深い味わいのある曲だ。全米6位のヒットとなった。

As Tears Go By (Mono)

SIDE-A ③ 悲しみのアンジー
Angie(1973)

ストーンズとしては異色の、フォーク・バラードのような抒情的な楽曲。『山羊の頭のスープ』からシングル・カットされ、全米1位に輝いた大ヒット曲だ。

Angie (Remastered 2009)

SIDE-A ④ タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン
Time Waits for No One(1974)

74年の『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』収録曲。「時は誰のことも待ってくれない」という、時間の残酷さを歌った歌だ。

ミック・テイラーによるギター・ソロも素晴らしい、隠れた名曲だ。

Time Waits For No One (Remastered)

SIDE-A ⑤ メモリー・モーテル
Memory Motel(1976)

76年のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』収録曲。
ミックとキースがリード・ヴォーカルを分け合って歌うバラードだ。沁みる。

Memory Motel (Remastered)

そして、ここでレコードをひっくり返して、B面に行きます。

SIDE-B ① ハート・オブ・ストーン
Heart of Stone(1964)

1964年に全米19位となったシングルで、ジャガー&リチャーズによって書かれた最初期の作品。サザン・ソウルのようなディープなバラードだ。

Heart Of Stone (Mono)

SIDE-B ② ノー・エクスペクテーションズ
No Expectations(1968)

1968年の名盤『ベガーズ・バンケット』収録曲。
最初の出会いからミックとキースが惚れ込んだ、ブライアン・ジョーンズのスライド・ギターが美しく鳴り響く。ブライアンにとって、これが最後の録音となった。

No Expectations

SIDE-B ③ ビースト・オブ・バーデン
Beast of Burden(1978)

ストーンズのアルバム史上最も売れた78年の『女たち(Some Girls)』からの2ndシングルで、全米8位のヒットとなった。
ライヴでもお馴染みの人気曲。

Beast Of Burden (Remastered 1994)

SIDE-B ④ ストリーツ・オブ・ラヴ
Streets of Love(2005)

世界各国でヒットし(日本でもオリコンチャート5位)、音楽メディアでも高い評価を得た2005年のアルバム『ア・ビガー・バン(A Bigger Bang)』収録曲。

「ラフ・ジャスティス」と両A面シングルとして発売され、全英15位、スペインでは1位など、各国でトップ20ヒットとなり、携帯電話のCMでも使用された。

The Rolling Stones – Streets Of Love – OFFICIAL PROMO

SIDE-B ⑤ ライトを照らせ
Shine a Light(1972)

ラストを飾るのは1972年の名盤『メイン・ストリートのならず者』収録の名バラード。ミックとレオン・ラッセルによる共作と言われている。ドラムはジミー・ミラー、ギターとベースをミック・テイラーが弾いている。

マーティン・スコセッシ監督による2008年公開の映画『シャイン・ア・ライト』のタイトル曲にもなった。

Shine A Light

選んだ10曲がぶっ続けで聴けるまとめ動画集をYouTubeで作成しました。

↓まとめ動画集

The Rolling Stones – Winter (Goats Head Soup 2020) | Official Audio

ぜひお楽しみください。

(Goro)