≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その317
The Rolling Stones – The Last Time
この曲はストーンズのイギリスでの6枚目のシングルとして発売された。
そしてこのシングルで、初めてオリジナル曲で全英チャート1位を獲ったのだ。
今聴いたってカッコいいギターリフに、ロックンロールの新時代を告げるかのようなストーンズらしいグルーヴはこの曲で誕生したように思う。
わたしが初めて買ったストーンズのレコードは、デッカ時代のヒット曲を集めた日本編集盤の『グレイテスト・ヒッツ』だった。
そして最初に好きになったのがこの曲だった。
だからわたしは昔からこの曲は、ストーンズの中でもとくに好きなのだ。
何年経っても飽きない。
何度聴いても飽きない。
1965年、この「ザ・ラスト・タイム」でストーンズは覚醒した、とわたしは思っている。
そして3か月後には「サティスファクション」を発表して世界中のチャートで1位を獲りまくり、その名を知らしめるのである。
The Rolling Stones – The Last Time (Live – Ireland 1965)