ザ・ローリング・ストーンズ/マザーズ・リトル・ヘルパー(1966)

AFTERMATH-UK VERSION

ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#67
The Rolling Stones – Mother’s Little Helper

初めて全曲オリジナルのアルバムとなった4thアルバム『アフターマス』のオープニングを飾る曲。

「全曲オリジナルでいくぞ!」という気合が伝わってくるような、それまでのR&Bのカバーとは曲想もだいぶ離れ、それまでとは違うサウンド、そしてポップな曲調でありながら歌詞は「忙しく家事をこなすだけで年老いていくことに不安を覚え、薬に逃避する母親たち」という社会派的な重いテーマだ。

ストーンズらしくない、と言えばらしくないかもしれない。
でも、キースも当時「もうシカゴ・ブルースの演奏者じゃなかったし、少し翼を広げてメロディと曲想を生み出す必要があった」と語っている。

新しい実験作は受け入れられ、全米8位の大ヒットとなった。

Mother's Little Helper (Mono)