【70年代ロックの名曲】
Queen
Killer Queen (1974)
Queen
Killer Queen (1974)
1974年11月にリリースされた彼らの3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』からの先行シングル。作詞・作曲はフレディ・マーキュリーで、全英2位、全米12位、日本のオリコン洋楽チャート1位と、彼らにとっては初めての世界的ヒットとなったブレイク曲だ。
クイーンというバンドはいったいなにが飛び出してくるかわからない、予測不能のバンドだった。どんなジャンル分けにも当てはまらない、70年代のロック・シーンに突如として出現した、突然変異のモンスターのようだ。
フレディ・マーキュリー、そしてブライアン・メイと、天才たちが好き放題やらかして、独創的で芸術的な変態ポップソングを量産した。一応断っておくけれども、わたしは「変態」という言葉は褒め言葉にしか使わない。
この曲はわたしが最初に好きになったクイーンの曲だった。
上流階級のコールガールについて歌ったものらしい。
斬新で、ユニークで、チャーミングで、ちょっとひねってある、ビートルズ以来のいかにも英国風といった感じのポップソングだ。
(Goro)