
グランド・ファンク/ロコモーション (1974)【カバーの快楽】
【カバーの快楽】 Grand Funk The Loco-Motion (1974) ビールに合うなあ。 チョリソーぐらいビールに合う。 これも、暑い夏に聴くとより一層アツ苦しく楽しめる、激アツロックだ。 ジェリー・ゴフィン&キャロル・キングの作で、19歳のリトル・エ...
【カバーの快楽】 Grand Funk The Loco-Motion (1974) ビールに合うなあ。 チョリソーぐらいビールに合う。 これも、暑い夏に聴くとより一層アツ苦しく楽しめる、激アツロックだ。 ジェリー・ゴフィン&キャロル・キングの作で、19歳のリトル・エ...
最近、ユニクロとのコラボTシャツも発売された、英マンチェスター出身のグラフィックデザイナー、ピーター・サヴィル。 わたしもユニクロの店頭で見つけて、ジョイ・ディヴィジョンのジャケのデザインTシャツを即買いしてしまいました。 1978年にマンチェスターに創立されたファクトリー・レコードの専属デザイ...
米マサチューセッツ州ボストンで、ヴォーカルのスティーヴン・タイラーとギターのジョー・ペリーを中心に結成されたエアロスミスは、1973年にデビューした。 ヤードバーズやレッド・ツェッペリンやなどのイギリスのブリティッシュ・ビート~ハード・ロックのスタイルと、アメリカのルーツ・ミュージック...
ティーンエイジ・ファンクラブ(以下TFC)は、1990年に同郷の先輩、パステルズのレーベルからインディ・デビューした、スコットランドのグラスゴー出身のバンドだ。 91年に2nd『バンドワゴネスク』でメジャー・デビューすると、当時の英米同時多発ロック革命の一躍中心に躍り出てブレイ...
ダイナソーJr.の登場は衝撃的だった。1980年代末のことである。 疾走感あふれるビートに眠たそうなヴォーカル、ポップなメロディと雷鳴のような轟音ギター、殺伐とした音響にポジティヴなアティテュードというあり得ない組み合わせが、パンク以来の刺激でド直球のロックンロールを誕生させた...
【70年代ロックの名曲】 David Bowie Quicksand (1971) デヴィッド・ボウイの1971年の名盤『ハンキー・ドリー』収録曲であり、ダイナソーJr.が1991年にリリースしたEP「ワゴン」に、この曲のカバーが収録されていたものだ。 わたしは先にボウイのオリジナル...
【カバーの快楽】 Ram Jam Black Betty (1977) 1977年にニューヨークで結成して1年間だけ活動し、アルバムを2枚残して解散したバンド、ラム・ジャムの唯一のヒット曲だ。全米18位、全英7位。 77年と言ったらニューヨークはパンクで盛り上がっていた頃だけれども、...
米ジョージア州で結成されたR.E.M.は、1981年にデビューした。 80年代のバンドにしては、ポスト・パンク風でもニューウェイヴ風でもなく、ノイジーなアンダーグラウンド・ロックでもない。 まるで60年代のバーズやボブ・ディランのような、アメリカン・ロックの原点に立ち還っ...
ロックがデジタル・ビートにシンセサイザー、そしてMTVによって、わたしの苦手ななんだか明るくて調子の良いやべえヤツに変質してしまった1980年代が終わる頃に、わたしはソニック・ユースと出会った。 わたしは当時、リアル・タイムの80年代ロックに興味を惹かれず、60~70年代のクラシック・...
【コラボの快楽】 Iggy Pop & Sonic Youth I Wanna Be Your Dog (1987) 1987年6月、ロンドンでのライヴの動画だ。 米アンダーグラウンド・ロック界のレジェンドと、当時気鋭の新王者による、今から見れば豪華な顔合わせだ。たぶん当時は話題...
【カバーの快楽】 Sonic Youth Superstar (1994) 1994年に発売されたオルタナ系アーティストによるカーペンターズのトリビュート・アルバム『If I Were a Carpenter』に収録された、ソニック・ユースによるカーペンターズの大ヒット曲のカバーだ。 ...
⭐️⭐️ 『デビルズ・ファイヤー』(2003 米) "Warming by the Devil’s Fire" 監督:チャールズ・バーネット 出演:ナサニエル・リーJr、トミー・レドモンド・ヒックス マーティン・スコセ...
⭐️⭐️⭐️ 『レッド、ホワイト&ブルース』(2003米) "Red, White and Blues" 監督:マイク・フィギス 出演:エリック・クラプトン、ヴァン・モリソン、ジェフ・ベック、ジョージ...
1982年にシングル「エヴリバディ」でデビューし、遂に還暦を過ぎた現在もポップス界の女王として君臨するマドンナは、バッハやモーツァルトの時代から数えても、史上最も成功し、有名になった女性音楽家に間違いないだろう。 女性の強さと弱さ、美しさと下品さを併せ持ち、名前の通り聖母のような優しさ...
⭐️⭐️⭐️ 『パイレーツ・ロック』(2009 英独) "The Boat That Rocked" 監督:リチャード・カーティス 主演:トム・スターリッジ、フィリップ・シーモア・ホフマン 19...
⭐️⭐️⭐️ 『あの頃ペニー・レインと』(2000米) "Almost Famous" 監督:キャメロン・クロウ 主演:パトリック・フュジット、ケイト・ハドソン 実際に15歳でローリング...
現在ブレイク中の若手漫才師ぺこぱの松陰寺太勇を見るたびにロバート・スミスを思い出してしまって、最近はキュアーを聴き返すことが増えた。 初期のダークでメランコリックな作風だけでなく、ポジティヴな楽曲や、バラエティに富んだアレンジも楽しく、聴き飽きない奥の深さにあらためて惚れ直したりしてい...
⭐️⭐️⭐️ 『バックコーラスの歌姫たち』(2013米) "20 Feet from Stardom" 監督:モーガン・ネヴィル 出演:ダーレン・ラヴ、リサ・フィッシャー、メリー・クレイトン他 ...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 『キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語』(2008米) "Cadillac Records" 監督:ダーネル・マーティン 主演:エイ...
簡単な仕事も務まらず、ニューヨーク・ドールズのファンクラブの会報を作りながら引きこもりのニート生活を送っていたモリッシーと、ギタリストのジョニー・マーが出会って結成されたザ・スミスは、1983年にデビューした。 70年代のパンク・ムーヴメントが終焉した後、英国ロックシーンは先鋭的で虚無...
【カバーの快楽】 Sandie Shaw Hand In Glove (1984) サンディ・ショウは、1964年に17歳でデビューした、イギリスの女性ポップ・シンガーだ。 バート・バカラック作曲の2ndシングル「恋のウェイト・リフティング(Always Something Ther...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 『イングランド・イズ・マイン~モリッシー, はじまりの物語』(2017英) "England Is Mine" 監督:マーク・ギル 主演:ジャック・ロウデ...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 『ローズ』(1979米) "The Rose" 監督:マーク・ライデル 主演:ベット・ミドラー ジャニス・ジョプリンをモデルにしたロック・シンガー、...
米オハイオ州出身のクリッシー・ハインドは、「理由はないけど、なんとなくそこに住み続けることが我慢できなくて」イギリスに渡り、音楽雑誌《NME》の記事を書いたり、マルコム・マクラレンのブティック《SEX》で働き、セックス・ピストルズのメンバーと知り合う。 そして自身もプリテンダーズを結成し、...
⭐️⭐️⭐️ 『ブルーに生まれついて』(2015英加) "Born to Be Blue" 監督:ロバート・バドロー 主演:イーサン・ホーク 1950年代にウエストコースト・ジャズの代表的存在として...
⭐️⭐️⭐️ 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001米) "Hedwig and the Angry Inch" 監督・脚本・主演:ジョン・キャメロン・ミッチェル 音楽:スティーヴン・トラ...
どんなバンドかと訊かれると簡単に説明できなくて困るのがブロンディだ。 ニューヨーク・パンクの一派と共にCBGBなど地元のクラブなどに出演していたブロンディは、1976年にデビューする。 しかし彼らの音楽性はパンクとは言い難いし、デビュー時、ヴォーカルのデボラ・ハリーはすでに31歳...
【カバーの快楽】 Blondie - The Tide Is High (1980) ブロンディの5枚目のアルバム『オートアメリカン(Autoamerican)』からのシングルで、全米1位、全英1位の大ヒットとなった、ブロンディの代表曲のひとつだ。 原曲はジャマイカのコーラス...
【カバーの快楽】 Blondie Hanging on the Telephone (1978) ブロンディの大ブレイクとなった3rdアルバム『恋の平行線(Parallel Lines)』のオープニングを飾る曲。シングルとしても全英5位のヒットとなった。 この曲のオリジナルは...
⭐️⭐️⭐️ 『121212 ニューヨーク、奇跡のライブ』(2013米) "12-12-12" 監督:アミール・バーレフ、チャーリー・ライトニング 出演:ザ・ローリング・ストーンズ、ポール・マッカート...