シンディ・ローパー/グーニーズはグッド・イナフ (1985)
【80年代ポップスの快楽】 Cyndi Lauper The Goonies 'R' Good Enough (1985) スティーヴン・スピルバーグ率いるアンブリン製作で1985年に公開された、少年たちを主人公にしたアドベンチャー映画『グーニーズ』の主題歌として使用された曲。全米...
【80年代ポップスの快楽】 Cyndi Lauper The Goonies 'R' Good Enough (1985) スティーヴン・スピルバーグ率いるアンブリン製作で1985年に公開された、少年たちを主人公にしたアドベンチャー映画『グーニーズ』の主題歌として使用された曲。全米...
パンク・ムーヴメント真っただ中の1977年の英国にデビューしたポリスは、パンクを終わらせた元凶のひとつだったのではないかとわたしは睨んでいる。もちろん本人たちにそんな意識はなかっただろうけども。 すでに巨大産業化していたロックを、一瞬で色あせた過去のものにして若者たちの支持を得たパンク...
わたしがキッスを知ったのは、小学校高学年ぐらいのことだ。 まだ洋楽なんてまったく興味もなかった頃、転校して来たばかりのちょっとマセた同級生の家に遊びにいったときに彼がLPレコードを見せてくれたのだ。たしか、『地獄の狂獣 キッス・ライヴ(Alive)』だったと思う。 レコードを聴かせて...
【カバーの快楽】 Linda Ronstadt The Tracks of My Tears (1975) 原曲はスモーキー・ロビンソン&ミラクルズが1965年にリリースし、全米16位となったヒット曲だ。彼らの代表曲であり、わたしはミラクルズではこの曲がいちばん好きだ。 20...
【カバーの快楽】 John Cougar Mellencamp Under the Boardwalk (1986) 原曲は1953年から活動しているニューヨークのコーラスグループ、ドリフターズが1964年にリリースし、全米4位となった大ヒット曲。翌年にはローリング・ストーンズがカバーし、...
【50年代ロックの名曲】 Bill Haley & His Comets Rip It Up (1956) ソングライターのロバート・ブラックウェルとジョン・マラスカルコによって書かれた曲で、オリジナルはリトル・リチャードだ。シングルとして1956年6月にリリースされ、全米17位の...
【50年代ロックの名曲】 Bill Haley and His Comets Crazy Man, Crazy (1953) ビル・ヘイリーとマーシャル・ライトル(コメッツのベーシスト)によって書かれた曲で、これが世界初のロックンロール・ナンバーと言われている。 あの「ロック・アラウ...
1968年7月、その2カ月前にバッファロー・スプリングフィールドを解散したスティーヴン・スティルスと、前年にバーズを脱退していたデヴィッド・クロスビー、そしてブリティッシュ・ビート・バンド、ホリーズのメンバーであるグラハム・ナッシュがジョニ・ミッチェルの家で出会った。 スティルス作の「...
【70年代ロックの名曲】 Crosby Stills Nash & Young Woodstock (1970) バッファロー・スプリングフィールド解散後にスティーヴン・スティルスが、元バーズのデヴィッド・クロスビー、元ホリーズのグラハム・ナッシュと結成したのがクロスビー、スティル...
【ノー・ウェイヴの名曲】 The Contortions Contort Yourself (1979) サックス兼キーボード兼ヴォーカリスト兼ソングライターの、ジェームズ・チャンス率いるコントーションズは、1977年にニューヨークで結成したバンドだ。 この曲は彼らの1stアルバム『...
【70年代パンクの名曲】 Television Venus (1977) N.Y.パンクの最高傑作のひとつ『マーキー・ムーン』からもう1曲。 この曲は歌メロもいいけれども、トム・ヴァーレインのシャリ~ンという現実感のない響きのギターと、リチャード・ロイドの艶めかしい響きのギタ...
60年代に世界中の若者たちを熱狂させた新しい音楽「ロック」は、70年代に入ると巨万の富を産む一大産業として軌道に乗り、ちゃっかり資本主義社会の経済システムに組み込まれ、カウンター・カルチャーとしては完全に死に体となっていた。 そんなロック・シーンを激震させたのが新しい世代の若者...
【70年代ロックの名曲】 Patti Smith Frederick (1979) トッド・ラングレンをプロデューサーに迎えた4thアルバム『ウェイヴ(Wave)』のオープニング・トラック。 「フレデリック」とは、元MC5のギタリスト、フレッド・ソニック・スミスのことで、当時恋愛関係...
【N.Y.パンクの名曲】 Patti Smith Group Ask the Angels (1976) 2ndアルバム『ラジオ・エチオピア(Radio Ethiopia)』のオープニング・トラック。 1st『ホーセス』のプロデューサーは元ヴェルヴェッツのジョン・ケイルだったが、この...
【70年代ロックの名曲】 Lou Reed Perfect Day (1972) ルー・リードの名盤2ndアルバム『トランスフォーマー(Transformer)』収録曲。 アルバムは、デヴィッド・ボウイとミック・ロンソンがプロデュースを務め、ルー・リードの中でも特に聴きやすく、充実し...
まさかレッチリがこんな世界的成功を収めるビッグ・バンドになるとは夢にも思わなかった。 わたしが彼らのことを知ったのは1980年代後半で、メンバーが全裸で股間に靴下だけをぶらさげてライヴをする奇天烈なバンドとしてだった。わたしは写真を見て爆笑し、好感は持ったものの、コミック・バンドの類か...
【70年代ロックの名曲】 Leon Russell Lady Blue (1975) 75年のアルバム『ウィル・オ・ザ・ウィスプ(Will O' the Wisp)』からのシングルで、全米14位のヒットとなった。 レオン・ラッセル作でも他人が歌ってヒットした曲は多いが、レオン・ラッセ...
【70年代ロックの名曲】 Leon Russell Hummingbird (1970) 米オクラホマ出身のレオン・ラッセルは、十代の頃からナイトクラブなどでピアノを弾き、ロサンゼルスで活動した20歳の頃にはすでに腕利きのスタジオ・ミュージシャンとしてその界隈では有名人だったらしい。 ...
【カバーの快楽】 Carpenters This Masquerade (1973) 1973年5月発表の、カーペンターズの5枚目のアルバム『ナウ・アンド・ゼン(Now&Then)』収録曲。「イエスタデイ・ワンス・モア」「シング」なども収録され、全米2位、全英2位、そして日本ではオリコン1...
【カバーの快楽】 Carpenters Superstar (1971) オリジナルは、バンドマンへのグルーピーの恋心を歌った「グルーピー(Groupie)」という曲で、ロスアンゼルスの夫婦デュオ、デラニー&ボニーが歌ったものだ。 妻の方のボニーが、スワンプ・ロックの神様レオ...
若い頃にザ・バンドを聴いたとき、このバンドには当時のわたしがロックに求めた、疾走感、刺激的なサウンド、若々しい情熱、といった要素がすべて欠けている、と思ったものだ。全員じいさんなのかと思ったぐらいだった。 そんな音楽を最近は好んで聴くようになったのだから、わたしも年を取ったということだ...
【70年代ロックの名曲】 The Band Acadian Driftwood (1975) ザ・バンドの6枚目のスタジオ・アルバム『南十字星(Northern Lights – Southern Cross)』収録曲。ロビー・ロバートソン作で、ヴォーカルはリチャード・マニュエル、リヴォン...
【カバーの快楽】 Van Halen Oh, Pretty Woman (1982) 1982年4月に発表されたヴァン・ヘイレンの5枚目のアルバム『ダイヴァー・ダウン(Diver Down)』からのシングルで、全米12位のヒットとなった。 ちなみに「ジャンプ」で大ブレイクする前の初期...
1991年に音楽雑誌などで「2枚組デビュー・アルバムで全世界で1位を獲って、解散する」と前代未聞の宣言をしてデビューし、本気で言ってるのかと冷笑する記者の前でリッチー・エドワースが自身の腕に「4REAL」とナイフで刻み、18針を縫う大怪我をするという一連の騒動は、わたしはなんなく悪目立ちが過...
パブ・ロックの起源は、1970年頃に遡る。 元アニマルズのチャス・チャンドラーに招かれ、彼のプロデュースでデビュー・アルバムを録音するためにロンドンへやってきたサンフランシスコのバンド、エッグズ・オーヴァー・イージーが、そのロンドン滞在中にパブでアルバイト的に演奏したの...
【パブ・ロックの名曲】 Ian Dury & The Blockheads Wake Up And Make Love With Me (1977) パンク旋風巻き起こる1977年の英国で、パブ・ロック出身の35歳の野獣のような見た目の男がリリースした、不気味なほどクールでファンキ...
【70年代ロックの名曲】 Eddie and the Hot Rods Do Anything You Wanna Do (1977) 英エセックス州出身のバンド、エディ&ザ・ホット・ロッズの2ndアルバム『イチかバチか(Life On The Line)』からのシングルで、全英9...
【パブ・ロックの名曲】 Joe Jackson It's Different For Girls (1979) 英スタッフォードシャー出身のジョー・ジャクソンは、ロンドンの王立音楽アカデミーでクラシック音楽の作曲の専攻していたものの、なぜかロックの世界に魅かれてパブで歌うようになったという...
【カバーの快楽】 Elvis Costello & The Attractions A Good Year for the Roses (1981) コステロの6thアルバム『オールモスト・ブルー(Almost Blue)』からのシングルで、全英6位の大ヒットとなった。 原曲...
【パブ・ロックの名曲】 Nick Lowe Heart of the City (1976) 1stシングル「ソー・イット・ゴーズ」のB面として発表された、まるでパンク・ロックのような疾走感の痛快ロックンロール。 プロデュースを務めたダムドとか、ロンドン・パンクの影響で書いた曲かと思...