オアシス/スタンド・バイ・ミー (1997)

Stand by Me (Oasis song) - Wikipedia

【90年代ロックの快楽】
Oasis
Stand By Me (1997)

1997年8月にリリースされたオアシスの3rdアルバム『ビィ・ヒア・ナウ』からの2ndシングルで、全英2位のヒットとなった。

あの『モーニング・グローリー』の後の、まさに「世界待望の」という空気の中で発表された3rdは期待の大きさゆえか、もうひとつ評判はよくなかったし、ノエル・ギャラガー自身もあまり気に入っていないと語っていたが、わたしにはこの「スタンド・バイ・ミー」1曲で充分だった。

ベン・E・キングのあの「スタンド・バイ・ミー」のカバーではなくオリジナル曲だが、「先のことなんてだれにもわからない。だからいつもそばにいてほしい」と歌う歌だ。

わたしは30歳になったというのに、失職・求職を繰り返して迷走し、淋しさや心細さや不安に沈みがちの時にリリースされた曲で、励まされるような、勇気づけられるような、そんな気持ちで聴いていたのを思い出す。

だから今でもこの曲はわたしにとって、オアシスの中でも最も感動的な、心を揺さぶる曲だ。
最近やけに涙もろくなったわたしは、この曲を聴くとまた泣けてきてしまう。

動画は2000年のロンドンのウェンブリースタジアムのライヴの動画。『ファミリアー・トゥ・ミリオンズ』というライヴCDとして発売された音源と同じものだ。

この頃のオアシスの無敵感が感じられて、好きな映像だ。

しかしこの翌日の同じステージでは、リアムが泥酔しすぎてまともに歌えず、オアシス史上最悪の一日として伝説となっている。

(Goro)