【カバーの快楽】
Linda Ronstadt
Birds (1972)
Linda Ronstadt
Birds (1972)
まだリンダ・ロンシュタットが本格的にブレイクする以前、ソロとして3枚目のアルバムとなる『リンダ・ロンシュタット&オリジナル・イーグルス(Linda Ronstadt)』は、その邦題通り、後にイーグルスとなったメンバーたちをバック・バンドに従えて録音されている。
この曲はニール・ヤングの名盤『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』に収録されていた、美しいバラードだ。
ライヴ演奏ながら、「ウエストコーストの歌姫」と呼ばれたリンダ・ロンシュタットと、イーグルスのコーラスと演奏が素晴らしい。ニール・ヤングの、ピアノ伴奏のみのオリジナルも美しい演奏だが、それに引けをとらない。
リンダ・ロンシュタットは他にもまだ何曲かニールの曲をカバーしているし、ニール・ヤング最大のヒット曲「孤独の旅路(Heart of Gold)」のレコーディングにコーラスとして参加したりもした。
数々のアーティストと浮名を流した恋多き女として知られるリンダなのでついつい想像してしまうが、……いや、ニール・ヤングとは無いかな。
Birds
↓ ニール・ヤングのオリジナル。
Birds
(Goro)