バディ・ホリー&ザ・クリケッツ/イッツ・ソー・イージー (1958)【’50s Rock Masterpiece】

聴き比べ バディ・ホリーの『イッツ・ソー・イージー(It's So Easy !)』 - Flying Skynyrdのブログ

【50年代ロックの名曲】
Buddy Holly and the Crickets
It’s So Easy (1958)

バディ・ホリー&ザ・クリケッツが1958年9月にリリースしたシングルだ。
しかしこの曲は売れなかった。全米チャートにも全英チャートにも入らなかった。

しかし19年後の1977年9月、米西海岸の歌姫、リンダ・ロンシュタットがカバーシングルを発表すると、全米5位の大ヒットとなった。

なので知ってる人も多いだろう。わたしもこの曲はリンダ・ロンシュタットのほうを中学生ぐらいの頃にラジオで聴いて知った。バディ・ホリーなんて、その存在も知らなかった頃だ。

イントロなしでいきなり始まる、文句なしにカッコいいサビが印象的だ。バディ・ホリーのソングライティングの才能にあらためて感嘆する。売れなかったのはきっと、時代が早すぎたのだ。

リンダ・ロンシュタットのカバーは素晴らしいバックバンドに支えられ、完璧なアレンジだ。リンダの力強いシャウトがこの曲によく合っている。

なにより、バディ・ホリーの中でもまったく売れなかったこの曲をチョイスした慧眼が素晴らしい。


↓ 全然売れなかったバディ・ホリーのバージョン。

It's So Easy

↓ 全米5位の大ヒットとなったリンダ・ロンシュタットのバージョン。

It's so Easy (2017 Remaster)

(Goro)