
【90年代ロックの快楽】
Blur
Song 2 (1997)
Blur
Song 2 (1997)
それまでのブリット・ポップ路線から外れて、ギタリストのグレアム・コクソンが好んだアメリカのオルタナティヴ・ロックに遅ればせながら寄せてきた5thアルバム『ブラー』からのシングル・カットで、全英2位のヒットとなった。この曲でブラーは、ようやくアメリカでも受け入れられるようになったという。
グレアムは「とにかくラウドで、めちゃくちゃな曲を作りたかった」と後に語っている。
プロデューサーのスティーヴン・ストリートはこの曲により迫力を出すために、ドラマーのデイヴ・ロウントゥリーとグレアム・コクソンの二人に同時にドラムを叩かせて録音したという。あの音の汚さ、地響きのような低音は、そうやって生まれたものだったのだ。
わずか2分2秒というパンク・ロックのような短さ、ブラーらしからぬストレートの豪速球のような潔さがカッコいい曲だ。
Blur – Song 2 (HD Official Video)
(Goro)