【80年代ロックの名曲】
Beastie Boys
(You Gotta) Fight For Your Right (To Party) (1986)
Beastie Boys
(You Gotta) Fight For Your Right (To Party) (1986)
元々はハードコア・パンク・バンドだった彼らは、パブリック・エナミーやL.L.クールJなどが所属するデフ・ジャムレーベルと契約し、リック・ルービンのプロデュースでヒップ・ホップとハード・ロックとパンクを自由に行き来するような画期的なアルバム『ライセンス・トゥ・イル』を発表した。
アルバムはヒップ・ホップのアルバムとして史上初めて全米1位を獲得し、シングル・カットされた「ファイト・フォー・ユア・ライト」も、全米7位と大ヒットした。
ビースティ・ボーイズの登場は、革命的だった。彼らは初めてヒッブ・ホップにアプローチしたロック・バンドだった。
見た目はもう、バカみたいだけれども、ロック・バンドとして楽器も弾きつつヒップ・ホップへと転身した彼らは、ロック界からもヒップ・ホップ界からも支持される、最強のアーティストに生まれ変わったのだ。
残念ながら2012年に、リーダーでベーシストのMCAが癌により、47歳で他界した。
それ以降ビースティ・ボーイズとしての活動はなく、事実上の解散となった。
(Goro)