
【90年代ロックの快楽】
Bad Relligion
American Jesus (1993)
Bad Relligion
American Jesus (1993)
「メロコア」というジャンルのことはわたしは無知だが、その元祖でもあるバッド・レリジョンの何曲かには昔から好感を持って聴いたものだ。
バッド・レリジョンはロサンゼルスで結成されたパンクバンドで、1982年に自らレーベルを立ち上げてデビューしている。
もうこの道44年ということだ。凄い。
そのうえ直近作の16枚目のアルバムがキャリアの中でチャート最高位(全米19位)まで上がったというのだから、大変なものだ。
決してダラダラと昔の名前に頼って出ているだけじゃなくて、ちゃんと商業的な努力もしているということだろう。現在、17枚目のアルバムを制作中という情報も聞く。
この曲は93年に発表された、彼らの代表曲のひとつだ。ジャケットがなんだか、秋本治かゆでたまごが描いたみたいな絵だな。
いかにもバッド・レリジョンらしい、疾走感と聴きやすく歌いやすいメロディが両立した、メロコアのお手本のような曲だ。
彼らがその昔、インタビューでこんなふうに言っていたのを憶えている。
「おれたちの音楽は、フォークギターだけでも歌えるパンク・ロックなんだ」
まさにその通りだと思う。
Bad Religion – American Jesus
(Goro)