
一時代の終わりと新たな船出を意味したベスト盤【ストーンズの60年を聴き倒す】#31
『スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツ Vol.2)』UK (1969) Through The Past, Darkly (Big Hits Vol. 2) UK (1969) The Rolling Stones ストーンズにとって2枚目となるベスト・アルバムは、『ビッグ・ヒッツ...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
『スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツ Vol.2)』UK (1969) Through The Past, Darkly (Big Hits Vol. 2) UK (1969) The Rolling Stones ストーンズにとって2枚目となるベスト・アルバムは、『ビッグ・ヒッツ...
A) ホンキー・トンク・ウィメン B) 無情の世界 A) Honky Tonk Women B) You Can't Always Get What You Want The Rolling Stones Single 1969 デビュー以来初めての外部から招聘したプロデューサー、ジミー・ミラー...
『ロックンロール・サーカス』(1996) "Rock and Roll Circus"(1996) The Rolling Stones 『ロックンロール・サーカス』とは、『べガーズ・バンケット』のプロモーションを兼ねたTV用の音楽ライヴショーとしてストーンズが企画・製作した特別番組で、「ロック...
ロックの歴史を拓いたブリティッシュ・ビート・バンドたちには、大雑把に言うと、二派に分けられると思う。 一派はザ・ビートルズを筆頭とする、50年代のバディ・ホリー&ザ・クリケッツを手本としたような、ロックンロールを基底としたポップ指向のバンド。キンクス、ホリーズ、サーチャーズ、ジェリー&...
A) ジャンピン・ジャック・フラッシュ B) チャイルド・オブ・ザ・ムーン A) Jumpin' Jack Flash B) Child of the Moon The Rolling Stones Single 1968 デビュー以来、ストーンズのマネージャーであるアンドリュー・オールダムが音...
『サタニック・マジェスティーズ』(1967) "Their Satanic Majesties Request"(1967) The Rolling Stones このアルパムが好きだという人がいることも知っているし、価値観の多様性は当然認めるべきなので「問題作」ぐらいにとどめておいたほうがいい...
A) この世界に愛を B) ダンデライオン A) We Love You B) Dandelion The Rolling Stones Single 1967 1967年8月は、米国ではサンフランシスコを中心に、フラワー・ムーヴメント、ヒッピー・カルチャー、反戦運動、自由恋愛、そしてサイケデリ...
『ビトウィーン・ザ・バトンズ』(UK) 『Between the Buttons』(1967) The Rolling Stones 「夜をぶっとばせ」「ルビー・チューズデイ」の両A面シングルの発売から1週間後、1967年1月20日に英国でリリースされたのが5枚目のオリジナル・アルバム『ビトウィ...
A) 夜をぶっとばせ A) ルビー・チューズデイ A) Let’s Spend The Night Together A) Ruby Tuesday The Rolling Stones Single 1967 1967年1月11日に、両A面のシングルとして発売され、全英3位のヒットとなった...
ザ・ローリング・ストーンズはその活動当初から、米国のブルース・R&Bのカバーを中心としていたが、彼らがカバーしたその原曲を聴いてみるという、ロック史の原初へと遡る旅は、ルーツ・ミュージック入門にも最適と言えるし、実際わたしもそうやってその奥深い世界を知り、魅了されていったのだった。 こ...
『ビッグ・ヒッツ (ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス)』 Big Hits (High Tide and Green Grass)(1966) The Rolling Stones 『ビッグ・ヒッツ (ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス)』はストーンズ初のベスト・アルバムだ。1966年...
『ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!』(米国盤) Got Live If You Want It! (1966) The Rolling Stones 初期のストーンズのレコードは、英国盤と米国盤で内容が違うものが発売されていた。シングルもそうだし、アルバムもだ。 基本的にこの連載...
A) マザー・イン・ザ・シャドウ B) フーズ・ドライヴィング・ユア・プレーン A) Have You Seen Your Mother, Baby, Standing in the Shadow? B) Who's Driving Your Plane? The Rolling Stones ...
さて今回は、ザ・ローリング・ストーンズが残した多くのカバー曲の、原曲を発掘し紹介していくシリーズの第2弾となります。(⇨第1弾はこちら) ストーンズにとってブルースやR&B、カントリーといったルーツ・ミュージックは彼らの音楽の根幹であり、それはまたすべてのロック・ミュージックの源泉でも...
A) 黒くぬれ! B) ロング・ロング・ホワイル A) Paint It Black B) Long, Long While The Rolling Stones Single 1966 英国10枚目のシングル「黒くぬれ!」は、アルバム『アフターマス』から1ヶ月後にリリースされ、全英1位、全米...
『Aftermath』(1966) The Rolling Stones ストーンズの4枚目となるオリジナル・アルバム『アフターマス』は1966年4月に英国で発売された。 初の全曲オリジナル曲で構成されたアルバムであり、同時に初のステレオ録音盤でもあった。 SIDE A マザーズ・リト...
前回のクリント・イーストウッドの記事にコメントをいただいた”G-大将”は、わたしの古い友人で、自ら経営する飲食店”GANJA”の大将だ。わたしが17歳のときに飲食店のバイト先で知り合った、2つ年上の先輩だった。もうかれこれ40年にもなろうかという付き合いだ。 彼のコメントに返信...
A) 19回目の神経衰弱 B) アズ・ティアーズ・ゴー・バイ A) 19th Nervous Breakdown B) As Tears Go By The Rolling Stones Single 1966.02 1966年2月にリリースされた英国9枚目のシングル。全英2位、全米2位のヒット...
A) 一人ぼっちの世界 B) シンガー・ノット・ザ・ソング A) Get Off of My Cloud B) The Singer Not the Song The Rolling Stones SINGLE 1965.10 2曲ともジャガー/リチャーズによるオリジナル曲だ。ここからのストー...
アルバム・シングルの録音年代順にザ・ローリング・ストーンズの歴史と変遷を辿る【ストーンズの60年を聴き倒す】というシリーズが進行中ですが、同時にこの【ストーンズのカバー原曲を全発掘!】という新シリーズでは、ストーンズが残した多くのカバー曲の原曲を紹介していきたいと思います。可能であればその全曲を...
『On Air』(2017) The Rolling Stones 『オン・エアー』は2017年にリリースされたアルバムだ。 ストーンズが1963〜65年にかけて出演したBBCのラジオ番組《サタデー・クラブ》《トップ・ギアー》《リズム・アンド・ブルース》などに出演した際のスタジオライヴを収録した...
Live 1965: Music From Charlie Is My Darling (2014) The Rolling Stones Show Intro Everybody Needs Somebody to Love Pain in My Heart Down the...
got LIVE if you want it! (1965) The Rolling Stones 65年6月に英国でリリースされた『ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!』は、ストーンズにとって3枚目、そして最後となったEP盤であり、初のライヴ録音だ。(ちなみに「EP盤」とは、シングル...
(I Can’t Get No) Satisfaction / The Spider and the Fly (1965) The Rolling Stones SIDE-A サティスファクション(ジャガー/リチャーズ) SIDE-B クモとハエ(ジャガー/リチャーズ) 戦後生まれの新しい世代の...
The Last Time / Play with Fire (1965) The Rolling Stones SIDE-A ザ・ラスト・タイム(ジャガー/リチャーズ) SIDE-B プレイ・ウィズ・ファイア(ナンカー・フェルジ) 1965年2月にリリースされたこのシングルは、6枚目にして初め...
The Rolling Stones No.2 (1965) The Rolling Stones 1965年1月15日に英国でリリースされた2ndアルバムだ。 前作に続いて、タイトルもアーティスト名もないジャケット、『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』という味も素っ気もない名前で呼ばれるこ...
Little Red Rooster / Off the Hook (1964) The Rolling Stones SIDE A リトル・レッド・ルースター(ハウリン・ウルフのカバー) SIDE B オフ・ザ・フック(ジャガー&リチャーズ作) 1964年11月、ストーンズの英...
Five by Five (1964) The Rolling Stones 1964年8月に、ストーンズは5曲入りEP『ファイヴ・バイ・ファイヴ』をリリースした。「5人で5曲」という意味のタイトルだ。 SIDE-A 1. イフ・ユー・ニード・ミー(ウィルソン・ピケットのカバー) 2. エンプ...
It's All Over Now / Good Times, Bad Times(1964) The Rolling Stones side A イッツ・オール・オーヴァー・ナウ(ヴァレンティノズのカバー) side B グッド・タイムズ、バッド・タイムズ(ジャガー&リチャーズ) 1...
Not Fade Away / Little By Little (1964) The Rolling Stones side A ノット・フェイド・アウェイ(バディ・ホリーのカバー) side B リトル・バイ・リトル(オリジナル) ザ・ローリング・ストーンズの3枚目のシングルは、1964年2...