ソニック・ユース/クール・シング (1990)
【90年代ロックの快楽】 Sonic Youth Kool Thing (1990) ヴォーカルのみ女子であとは男子というロックバンドはいくらでもいるけど、ギターのみ女子とか、ドラムのみ女子というバンドは滅多にいない。 でもベースのみ女子というバンドはときどきいる。トーキング・ヘッズ...
メジャーからマイナーまで、クラシック・ロックの名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2025年9月『地上最強のロック』より改題)
【90年代ロックの快楽】 Sonic Youth Kool Thing (1990) ヴォーカルのみ女子であとは男子というロックバンドはいくらでもいるけど、ギターのみ女子とか、ドラムのみ女子というバンドは滅多にいない。 でもベースのみ女子というバンドはときどきいる。トーキング・ヘッズ...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#17 Iggy Pop “Brick by Brick” (1990) 80年代は低調だったイギーだったが、90年代に入ってオルタナティヴ・ロックの台頭が注目を...
【90年代ロックの快楽】 Ride Like a Daydream (1990) 1990年にデビューした英国のバンド、ライドが1990年4月にリリースした4曲入りのEP『Play』に収録された曲。彼らの代表曲だ。 あまり中身の無い、ほぼ勢いだけの曲ではある。 しかし当時のわれわれ...
パンク・ムーヴメントの嵐が吹き荒れた後、今度は”ニュー・ウェーヴ”という大波が襲うところから始まった80年代のロック・シーンは、電子楽器の普及も相まって、それまでとはまったく違うサウンドへと変化していく。 電子楽器の流行は当時のリスナーがそれを好んだからだが、新たなサウンドを求...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#16 Nick Cave & The Bad Seeds "The Good Son" (...
【90年代ロックの快楽】 Nick Cave & The Bad Seeds The Weeping Song (1990) ニック・ケイヴの初期の、暗くて前衛的でおどろおどろしい音楽の印象から、当時のロッキング・オン誌上では「暗黒大王」などとイジられ、さらには同誌のインタビューで...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#329 Depeche Mode "Violator" (1990) いつものように単なる個人的偏見で話を始めるけれども、英イン...
【80年代ロックの快楽】 The Jesus & Mary Chain Head On (1989) 英スコットランド出身のジムとウィリアムのリード兄弟を中心としたバンド、ザ・ジーザス&メリー・チェインは1984年にデビューした。 デビュー・シングルは「アップサイド・...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#329 Sinead O'Connor I Do Not Want What I Haven't Got (1990) 情念はロックだ。 とわたしは日頃か...
【80年代ロックの快楽】 Neil Young Rockin' in the Free World (1989) もしもロック好きの若者が「ニール・ヤングってよく知らないけど、良いんですか?」なんて訊いてきたら、黙ってこの曲を聴かせれば全戦全勝だと信じている。 ニール・ヤングの198...
【カバーの快楽】 Nick Cave Helpless (1989) 1989年に発売された『ザ・ブリッジ~ア・トリビュート・トゥ・ニール・ヤング』に収録された、ニック・ケイヴによる「ヘルプレス」のカバーだ。 このトリビュート・アルバムは、ヤング夫妻の子息も同じ障害を持つことから当時...
【カバーの快楽】 Sonic Youth Computer Age (1989) ソニック・ユースが、ニール・ヤングの黒歴史とされるテクノ作品を、度肝を抜くカッコ良さでカバーした逸品。 1989年に発売され、当時注目のオルタナ勢が大挙参加したトリビュート・アルバム『ブリッジ トリビュ...
【カバーの快楽】 Pixies Winterlong (1989) 脳性麻痺障害児のスクールのためのチャリティ・アルバム『ザ・ブリッジ~ア・トリビュート・トゥ・ニール・ヤング』に収録されたカバーだ。 自身にも同じ障害を持つ息子がいるニール・ヤングはこのスクールに深く関わっていたが、し...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#15 Nine Inch Nails "Pretty Hate Machine" (1989) 前年に米オハイオ州クリーヴランド...
【カバーの快楽】 Red Hot Chili Peppers Higher Ground (1989) レッチリの4枚目のアルバム『母乳(Mother's Milk)』からのシングルで、スティーヴィー・ワンダーのカバーだ。米オルタナ・チャート11位、全英54位と、彼らにとっては初めてのチャ...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#327 Lenny Kravitz "Let Love Rule" (1989) SNSには有名人や権力者を批判・罵倒する投稿が溢れているけれども、その理由や根...
【80年代ロックの快楽】 Tin Machine Tin Machine (1989) 英国のストーン・ローゼスや米国のピクシーズ、ダイナソーJrなどが火種となった英米同時多発ロック革命が勃発した1989年、その衝撃波はロック界のスーパースター、デヴィッド・ボウイにまで大きな影響を及ぼした...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#14 Primal Scream “Primal Scream” (1989) 「プライマル・スクリームといえばこのアルバムだ」...
【80年代インディ・ロックの快楽】 James Sit down (1989) 同郷の先輩、ザ・スミスと同じようなネーミングセンスのジェイムスもまた、マンチェスターで結成されたグループだ。86年にインディ系のファクトリー・レコードからデビューした。 いわゆる"マッドチェスター"ムーヴ...
ストレイ・キャッツは米ニュー・ヨーク出身のバンドだ。 しかし、当時パブ・ロックやテディ・ボーイズの文化が流行していたイギリスで活動することを選んで渡英し、そしてその思惑通りに人気を博した。 彼らのエネルギッシュなステージは、噂が噂を呼び、ミック・ジャガーやキース・リチャー...
デイヴ・エドモンズは、60年代にいくつかのバンドで活動した後、1970年にソロ・デビューしたイギリスのシンガー兼プロデューサーだ。 デビュー曲の「アイ・ヒア・ユー・ノッキン」がいきなり特大ヒットを記録し、その後もシンプルで親しみやすい作風でヒット曲をいくつか生んだ。 ブリ...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#13 Nirvana "Bleach" (1989) まあニルヴァーナの大名盤と言えばまずは2ndの『ネヴァーマインド』だろう。...
【80年代ロックの快楽】 The Cure Lovesong (1989) 数年前から売れ始めた若手漫才師ぺこぱのツッコミ担当、松陰寺太勇をテレビで見かけるたびに、あのボサボサの髪や化粧、ずんぐりした体型、ナルシスト・キャラなどから、ついロバート・スミスを思い出してしまう。 それでつ...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#12 The Stone Roses "The Stone Roses" (1989) あら、い...
【80年代オルタナティヴ・ロックの快楽】 Pixies Here Comes Your Man (1989) ピクシーズが1989年に発表した、名盤2nd『ドリトル』からのシングル。 この年の英国の音楽誌NMEの年間アルバムの読者投票で1位となったのがストーン・ローゼスの『石と薔...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#11 Pixies "Doolittle" (1989) ロックバンドには、ビジュアルも重要な要素である。 たぶんこのピク...
【80年代ロックの快楽】 Tom Petty Free Fallin' (1989) トラヴェリング・ウィルベリーズの一員でもある(末っ子ということになるのかな?)だったトム・ペティは当時、同時進行で自分のアルバムも制作していた。 それが1989年発表の『フルムーン・フィーヴァー』だ...
英ロンドン出身のエルヴィス・コステロは、1970年代半ばにフリップ・シティというバンドを率いてパブで演奏していた、英国パブ・ロックの一派だ。 当時ライヴで競演していたブリンズリー・シュウォーツのニック・ロウに誘われてスティッフ・レコードと契約し、彼のプロデュースで1977年にソ...
ブリンズリー・シュウォーツは、ギタリストのブリンズリー・シュウォーツと、学友でベーシストのニック・ロウが中心となって結成し、1970年にデビューしたイギリスのバンドだ。 記者を集めての大々的なデビュー・プロモーション・ライヴを企画したものの、機材トラブルなどで大失敗し、最悪のス...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#326 The Neville Brothers "Yellow Moon" (1989) 強い強い、ベースが強い。 生々しく...