【日本が愛した洋楽ヒット】
シーナ・イーストン/モダン・ガール (1980 )
Sheena Easton – Modern Girl
シーナ・イーストン/モダン・ガール (1980 )
Sheena Easton – Modern Girl
英スコットランドのグラスゴー出身の彼女は、1980年2月にニュー・ウェイヴ・ポップのはしりのようなデビュー曲「モダン・ガール」で全英8位、全米18位、日本でもオリコン総合チャート18位のヒットでいきなりブレイクした。
さらに1stアルバム『モダン・ガール』は全英17位、全米24位にもかかわらず、オリコン洋楽アルバムチャートでは1位を獲得するなど、日本で特に人気を博していた。中学生でまだ洋楽をあまり知らなかったわたしですら、シーナ・イーストンはよく聞く名前で、ラジオでしょっちゅう流れていたものだ。
今でこそ女性のベリーショートというと何人かの鼻持ちならない政治家たちの顔が真っ先に浮かんできてしまう最悪の髪型のイメージになってしまったが、この人のベリーショートはカッコよかった。彼女は当時たったの20才だったのだけれど、もっと大人のイメージだった。かわい子ちゃんではなく、まさにクール・ビューティーのモダン・ガールだった。
シーナ・イーストンは一発屋では終わらず、2ndシングル「9to5」は全米1位となるなど世界的ヒットとなり、その後も91年頃までヒットを連発した。現在66歳だというが、きっと今もかっこよくて美しいに違いない。
(Goro)