【80年代ポップスの快楽】
Cyndi Lauper
The Goonies ‘R’ Good Enough (1985)
Cyndi Lauper
The Goonies ‘R’ Good Enough (1985)
スティーヴン・スピルバーグ率いるアンブリン製作で1985年に公開された、少年たちを主人公にしたアドベンチャー映画『グーニーズ』の主題歌として使用された曲。全米10位のヒットとなった。
ちょうどわたしが映画館で働いていたときに日本でも公開された映画で、映画館のロビーで一日中これが流れていて、嫌というほど聴いた曲だ。今聴くと信じられないぐらい薄っぺらくて安っぽいサウンドだけど、歌メロがキャッチーで、当時は日本でも人気が高かった。
映画の劇中でも、テレビの中でシンディがこの歌を歌っているシーンが出てくる。PVも映画に関連させた作りになっている。いわゆるメディアミックスというやつである。映画は大ヒットして(当時はスピルバーグ印ならなんでもヒットした時代ではあった)、ファミコンソフトにもなっていた。
わたしは当時1回だけ見て、つまんない映画だなあと思った記憶があるが、なにしろ35年も前の話なので、わからない。19歳の頃の目玉に毛の生えたようなわたしの評価なんて、わたし自身でさえまったく信用していないのだ。
でも、もう1回見てみようとも思わないけれども。
Cyndi Lauper – The Goonies (Single Version)
(Goro)