ブロンディ/ドリーミン (1979)

Dreaming (Blondie song) - Wikipedia

【70年代ロックの名曲】
Blondie
Dreaming (1979)

4枚目のアルバム『恋のハートビート(Eat to the Beat)』からのシングルで、全英2位、全米27位のヒットとなった。

一度聴いただけで覚えられる、全部がサビみたいな、ブロンディのヒット曲の中でも最もポップな楽曲のひとつだ。

ただしそんな、黙っててもヒットしそうなポップな楽曲に、あえて気違いじみたドラムを入れてくるあたりがブロンディの真骨頂だ。

ブロンディの要石とも言うべきドラマーのクレム・バークの、もしスティックの代わりにマシンガンを持っていたら村ひとつ皆殺しにしているぐらいの、異常に手数の多い殺人ドラムを堪能できる。

クレム・バークは「リハーサルだと思って、意識的にオーバーに演奏したんだ。まさかあんなテイクになるとは思ってもいなかった」と語っている。

このMVでも、クレム・バークがひとりだけ汗だくになって叩いているのが面白い。

(Goro)