ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#46
The Rolling Stones – Hot Stuff
【100グレイテスト・ソングス】#46
The Rolling Stones – Hot Stuff
マディ・ウォーターズのブルースとチャック・ベリーのロックンロールを咀嚼して血肉とするところからスタートし、ブリティッシュ・ビート・バンドとして人気を博したローリング・ストーンズは、プロデューサーにジミー・ミラーを迎えてさらにディープな米国南部のルーツ・ミュージックを指向し、真にオリジナリティ溢れるストーンズにしかできないロックを創造し、一時代を築いた。
その後、再び現代のブラック・ミュージックへと回帰したのが、1976年のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』だった。この「ホット・スタッフ」は、そのオープニングを飾るファンク・ナンバーだ。
この曲ではジェームズ・ブラウンのようなファンクを、見事にロック化してみせた。
わたしはまだファンクなんて言葉も知らなかった頃に聴いて、この曲のカッコ良さにシビれたものだった。
今考えても、この時代にファンクをやっている白人のロック・バンドなんて他にいただろうか?
ミクスチャー・ロックの先駆けとも言える、画期的な名曲だ。
誰が弾いてるのかわからないけど、ファズっぽいギターもカッコイイな。
The Rolling Stones – Hot Stuff – OFFICIAL PROMO