![Throwing Muses – Not Too Soon – Vinyl (12", Single), 1991 [r1012184] | Discogs](https://i.discogs.com/rw4UM0Z0grraUcypbvqhHFYwfi16Bz94OMVZvuYFu-c/rs:fit/g:sm/q:90/h:515/w:600/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTcwMjQw/OC0xMTQ5NTIyODA5/LmpwZWc.jpeg)
Throwing Muses
Not Too Soon (1991)
スローイング・ミュージズは1984年にデビューした、米ロードアイランド州ニューポートのバンドだ。
この1991年当時は、フロントマンの2人が女子(どちらもヴォーカル&ギター)で、ベースとドラムが男子だった。たまたまだけど、先日の記事で取り上げたLUSHと同じだな。英米女子ロック対決だ。
こっちの2人の女子はクリスティンとタニヤという、高校の同級生で、異母姉妹でもあった。
えーと、異母姉妹ってことは、父親が同じで、母親が違うってことか。そして、同級生で誕生日が三週間しか違わない。
あー、これは二つの畑に同時に種を蒔いたな。父め。
そしてクリスティンとタニヤは意気投合してバンドを組んだのか。
なんだか、すごいな。強いな。
それはともかく、この曲は4枚目のアルバム『リアル・ラモーナ』からのシングルで、タニヤが書いて、ヴォーカルもタニヤだ。
残念ながらタニヤは、このアルバムを最後に脱退してしまう。スローイング・ミュージズはそのまま、クリスティーンを中心に、3人で活動を続けることになる。
脱退したタニヤはピクシーズのベーシスト、キム・ディールと”ブリーダーズ”を結成する。
1年後にはブリーダーズも脱退し、”ベリー”を結成、4年後に解散して、現在までソロで活動している。
明らかにピクシーズに影響を受けている、ラウドなギター、ユーモアとポップ・センスがあふれる歌メロが楽しい、いかにも91年的なロックンロールだ。
(Goro)