ガンズ&ローゼズ/スウィート・チャイルド・オブ・マイン (1987)

Sweet Child o' Mine - Wikipedia

【80年代ロックの名曲】
Guns N’ Roses
Sweet Child O’ Mine (1987)

1987年、世の中はバブル景気の真っただ中で、ロック・シーンはガンズ&ローゼズの話題で持ちきりだった。

しかし21歳のわたしは、バブル景気の真っ只中であることすらまったく知らないまま、赤貧の独り暮らしをして、18世紀や19世紀のクラシック音楽を聴き、ガンズ&ローゼスなんて一切縁がない、孤独死しそうな青春時代を送っていた。

その頃のわたしはカッコつけたロックスターなんて反吐が出ると思っていた頃でもあったので、周りのロック好きたちがガンズ&ローゼズとやらの登場に、まるでどこかで、生きている恐竜が発見されたみたいに大騒ぎしているのを聞いても、まったく無関心だった。

そのうち、U2の『ヨシュア・トゥリー』を聴いたことがきっかけでわたしの耳は18世紀から20世紀へとバック・トゥ・ザ・フューチャーし、徐々にリアルタイムのロックにハマって行ったけれども、その後も残念ながらガンズ&ローゼスにはハマれないままだった。

世界で3千万枚を売った大ヒット作『アペタイト・フォー・ディストラクション』も、何度聴いてもよくわからなかったけれども、しかしこの「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」だけは良いなと思った。今でもこの曲だけは好きだ。

この曲は彼らの3枚目のシングルとして発表され、彼らとしては記念すべき初のチャート・インでいきなり全米1位となった出世作であり、最大のヒット曲だ。

Guns N' Roses – Sweet Child O' Mine (Official Music Video)

(Goro)