
【16年ぶりの再結成】演ってくれたな、オアシス。
pic.twitter.com/TS6MuUDHuh — Oasis (@oasis) July 4, 2025 そうか。本当に演ったか。よかった、よかった。 なんというか、家業をほったらかして職を転々としながらフラフラしてるらしいと聞いていた従兄弟たちがようやく戻ってきたわ、...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
pic.twitter.com/TS6MuUDHuh — Oasis (@oasis) July 4, 2025 そうか。本当に演ったか。よかった、よかった。 なんというか、家業をほったらかして職を転々としながらフラフラしてるらしいと聞いていた従兄弟たちがようやく戻ってきたわ、...
【90年代ロックの名曲】 Smashing Pumpkins 1979 (1995) 「1979」は、スマッシング・パンプキンズの3rdアルバム『メロンコリー、そして終りのない悲しみ』からの2枚目のシングルとして1996年1月にリリースされた。 アルバムは2枚組28曲入りの大作だが、彼らにとって...
【90年代ロックの名曲】 Oasis Wonderwall (1995) オアシスのアルバムでは、2ndの『モーニング・グローリー』がダントツで好きだ。 90年代最高のロックアルバムのひとつだと思っている。 今聴くと冒頭の「Hello」からヘヴィなサウンドが胃に重すぎる感じがするけど、まあこれは...
【90年代ロックの名曲】 Radiohead Fake Plastic Trees (1995) レディオヘッドのデビュー・シングル「クリープ」のインパクトは凄いものがあったが、しかしあの頃はまだ、あの時代にたくさんいた極端にノイジーでラウドなギターを鳴らすバンドのひとつぐらいに思っていた。 続...
【90年代ロックの名曲】 Oasis Supersonic (1994) オアシスはリアム・ギャラガー(vo)とノエル・ギャラガー(g)の、仲の悪さが始末に負えないギャラガー兄弟を中心とした英マンチェスター出身のバンドだ。 1994年にこのシングルでデビューし、15年の活動期間を経て、兄弟の仲...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#43 Blur "Parklife" (1994) 1994年4月は、オアシスがシングル「スーパーソニック」でデビューし、その2週間後にブラ...
【90年代ロックの名曲】 Blur Girls & Boys (1994) 1994〜97年にかけて英国で大流行したブリット・ポップ・ムーヴメントの火付け役となった名盤3rdアルバム『パーク・ライフ』からのシングルで、全英5位の大ヒットとなった。それまで今ひとつ伸び悩んでいたブラーの快進撃...
【90年代ロックの名曲】 Smashing Pumpkins Today (1993) 2ndアルバム『サイアミーズ・ドリーム』からのシングルで、米オルタナ・チャート4位のヒットとなった、ミディアム・テンポの感動的な名曲だ。 スマパンの曲で1番好きなのは? と訊かれたら、わたしはこの曲を挙げる...
【90年代ロックの名曲】 Suede The Drowners (1992) 英ロンドン出身の4人組、スウェードは、1992年に5月にこのシングルでインディーズからデビューした。 当時のわたしはイギリスもアメリカもインディーズのロックが面白くて、ロッキング・オンやクロスビートなんかをチェックしな...
【90年代ロックの名曲】 R.E.M. Man on the Moon (1992) R.E.M.の最高傑作『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』からのシングルで、全米30位のヒットとなった、彼らの代表曲のひとつだ。 アンディ・カウフマンという実在の破天荒な芸人について歌っている。 アンディ...
Manic Street Preachers You Love Us (1991) ユー・ラヴ・アス。 なんてナルシスティックで傲慢なクソ野郎たちだろうと、当時は思ったものだった。 おまえらごときがジャケットにデ・ニーロやロバジョンをコラージュするんじゃねえ、と当時は思ったものだった。 マニッ...
U2 The Fly (1991) あの熱狂の1991年の10月に、アルバム『アクトン・ベイビー』に先駆けてリリースされた先行シングルだった。 「まさか!」と思ったものだ。 「なんじゃこりゃ!」と思ったものだ。 『ヨシュア・トゥリー』以来4年ぶりのU2のオリジナル・アルバムからの先行シングルは...
Teenage Fanclub The Concept (1991) いわゆる〈パワー・ポップ〉というジャンルにカテゴライズされるバンドたちというのは、好きな人にはその共通点や定義がはっきりわかるのに、嫌いな人にはさっぱり伝わらないのではないかと思う。 ポップな歌メロとノイジーでラウドなサウン...
Red Hot Chili Peppers Under The Bridge (1991) 1991年の大ブレイク作『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』からのシングルで、全米2位となる、彼らにとって初めての世界的ヒットとなった名曲だ。 それまでのレッチリをそれほど好きでもなかったわたしも、...
Primal Scream Higher Than the Sun (1991) 今でも覚えているけど、当時の音楽誌のインタビューでプライマル・スクリームのフロントマン、ボビー・ギレスピーがまもなく発売される新曲について「アナーキー・イン・ザ・U.K.以来のシングル」と豪語したのが、この曲だっ...
Mudhoney Suck You Dry (1992) 80年代の終わりに、70年代のガレージ・ロックやハード・ロックへの愛が強すぎる、時代遅れの田舎のロック野郎たちが、ワシントン州シアトルのインディ・レーベル《サブ・ポップ》から続々とデビューした。マッドハニー、パール・ジャム、サウンドガーデン...
Smashing Pumpkins Siva (1991) スマパンはインディ・レーベルからシングルを2枚出した後、1991年8月にこのシングル「シヴァ」でメジャー・デビューした。わたしは彼らを待っていた。 というのもおかしいが、当時はそんな気分だったのだ。 毎月音楽雑誌3誌をむさぼり読み、イン...
Dinosaur Jr. Whatever's Cool With Me (1991) 1991年は楽しかったなあ。 前年のソニック・ユースに続いて、地下世界から地上世界へとメジャー・デビューしたダイナソーJR.のアルバム『グリーン・マインド』を聴いてわたしは狂喜した。 80年代風の電子サ...
Jesus Jones Right Here, Right Now (1990) ジーザス・ジョーンズは人名ではない。バンド名だ。 1989年にデビューしたイギリスのバンドである。 フロントマンでソングライターのマイク・エドワーズはルックスも良いけど才能も凄かった。 彼の創り出す音楽はロックと...
Ride Like a Daydream (1990) 1990年にデビューした英国のバンド、ライドが1990年4月にリリースした4曲入りのEP『Play』に収録された曲。彼らの代表曲だ。 あまり中身の無い、ほぼ勢いだけの曲ではある。 しかし当時のわれわれは、この閃光のように目映い輝きと、一瞬で...
Sonic Youth Kool Thing (1990) ヴォーカルのみ女子であとは男子というロックバンドはいくらでもいるけど、ギターのみ女子とか、ドラムのみ女子というバンドは滅多にいない。でもベースのみ女子というバンドはときどきある。トーキング・ヘッズやピクシーズ、スマッシング・パンプキンズ、...
Nick Cave & The Bad Seeds The Weeping Song (1990) ニック・ケイヴの初期の、暗くて前衛的でおどろおどろしい音楽性から、当時のロッキング・オン誌上では「暗黒大王」などとイジられ、同誌のインタビューで「音楽から狂気を感じる」などと言われてブチ切れ...
Nirvana Lithium (1991) 『ネヴァーマインド』からの3rdシングル。これまた大好きな曲だ。 この曲には、カッコ良さだけではない、カッコ悪さとユーモアとせつなさと心強さを感じる。 ヴァースのメロディなんて、昭和歌謡みたいだ。たとえば甲斐バンドみたいな。 ああ、きっと甲斐よしひ...
Nirvana Come As You Are (1991) ニルヴァーナの代表曲と言えば「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」にちがいないし、あの一発でロックシーンがブッ飛ばされた感が当時もたしかにあった。 でもあれは従来のパンク・ロックやハード・ロックにまだ近い曲だった。本当に彼らの新し...
Nirvana Smells Like Teen Spirit (1991) 1991年は楽しかったなあ。 ソニック・ユースが『GOO』でメジャーデビューの扉を開いてから、さらにピクシーズやダイナソーJrやマッドハニーやスマッシング・パンプキンズなどが続々と地下の世界から地上へとのたくり出てきた...
ニルヴァーナは、オリジナリティ溢れる楽曲を多く残したが、彼らがカバーした楽曲についてもその独特の選曲が注目を集めた。 特にヴァセリンズやミート・パペッツといったバンドは、一般的にはまったく無名の存在だったが、カート・コバーンが深くリスペクトしていること、そして彼のあの独特なソングライティングの...
【90年代ロックの快楽】 Meat Puppets - We Don't Exist 前年にニルヴァーナと『MTVアンプラグド』で共演して一躍注目を浴びたミート・パペッツは、その追い風の勢いのままに、1994年4月に発売された8thアルバム『トゥー・ハイ・トゥー・ダイ(Too High to Di...
さて後編では、1996年~97年にリリースされたブリット・ポップの名曲・代表曲を紹介していきたいと思います。 【前編1994~95はこちらから】 ノーザン・アップロアー/フロム・ア・ウィンドウ(1996.01) Northern Uproar - From A Window グレーター・マ...
1990年代半ばにイギリスで巻き起こったブリット・ポップ・ムーヴメントは、94年の4月、オアシスが「スーパーソニック」でデビューし、ブラーが名盤『パークライフ』をリリースしたところから本格的にスタートしたと言えるだろう。 〈ブリット・ポップ〉の定義は様々だけど、簡単に言ってしまうと、60~70...
今でこそ轟音ギターなんてインフレで、ああまたか、みたいな感じだけれど、1990年前後はギターの音そのものに渇望感があったというか、ギターがうるさいぐらい鳴ってればそれでよし、みたいなところはあったのだ。 それ以外はまあそんなに期待してないよ、歌メロ全然ダメでもまあいいか、ギターうるさいからOK...