1980年代一覧

ザ・ストーン・ローゼス/憧れられたい (1989)

【80年代ロックの快楽】 The Stone Roses I Wanna Be Adored (1989) これももう、35年も前の曲なのか。 嫌になるな。 嫌になるのは、いつのまにかわたしもそんなに年を取ったんだな、というおそろしく実感が無い事実に戸惑うことと、35年が経ってもこ...

R.E.M./ロックヴィル (1984) 【’80s Rock Masterpiece】

R.E.M. (Don't Go Back To) Rockville (1984) R.E.M.が1984年4月にリリースした2ndアルバム『夢の肖像 (Reckoning)』からのシングルだ。 シングルの方はチャートにはかすりもしていないが、調べてみたらアルバムはなんと全米27位まで上がって...

ミート・パペッツ/アップ・オン・ザ・サン(1985)

【80年代ロックの快楽】 Meat Puppets - Up On The Sun 米アリゾナ州出身のミート・パペッツは最初、ハード・コアバンドとしてデビューした。 しかしすぐにそのスピードに飽きてしまい、2ndではスピードを落とした、パンクとサイケとカントリーのごた混ぜの暗黒のような名盤を産み落...

ユートピア/抱きしめたいぜ (1980)

【80年代ロックの快楽】 Utopia I Just Want to Touch You (1980) トッド・ラングレンが1973~86年にかけて、ソロと並行して活動したユニット、ユートピア名義の5thアルバム『ミート・ザ・ユートピア(Deface The Music)』のオープニングを...

エアロスミス/ホワット・イット・テイクス (1989)

【80年代ロックの快楽】 Aerosmith What It Takes (1989) 奇跡の復活を遂げたエアロスミスは、1989年のアルバム『パンプ(PUMP)』で新たなスタイルの完成を極めた。 まるでハリウッド映画みたいなキャッチーでドラマチックな楽曲に、ハード・ロック・バンドと...

ボニー・レイット/シング・コールド・ラヴ (1989)

【80年代ロックの快楽】 Bonnie Raitt Thing Called Love (1989) 女性ロック・アーティストといってもその個性も音楽性も様々だけれども、ヴォーカルとギターの実力で言えば、ボニー・レイットはその中でも最高峰のひとりと言える。 1971年、22歳でワーナ...

ザ・スミス/ディス・チャーミングマン (1983)

【80年代ロックの名曲】 The Smiths This Charming Man (1983) ザ・スミスの2ndシングルで、全英25位と、彼らの出世作となった代表曲だ。 モリッシーの書く歌詞は、その独特の世界観が面白かったり、困惑したり、ゾクゾクしたり、呆気に取られたりするけれど...

ザ・キュアー/キャタピラー (1984)

【80年代ロックの名曲】 The Cure The Caterpillar (1984) 2019年のフジ・ロックの大トリを務めたのがキュアーだったと聞いたときには驚いたものだ。 いつからそんなにエラくなったのか。 そして若者たちは大丈夫なのか、キュアーなんかで。あんな暗いオッ...

シンディ・ローパー/タイム・アフター・タイム (1983)

【80年代ポップスの名曲】 Cyndi Lauper Time After Time (1983) シンディ・ローパーの出世作『シーズ・ソー・アンユージュアル』からのシングルで、全米1位の大ヒットとなった名曲だ。 ちなみに当時はこのアルバムの邦題は『N.Y.ダンステリア』だった。いつ...

チープ・トリック/永遠の愛の炎 (1988)

【80年代ロックの快楽】 Cheap Trick The Flame (1988) 1978年にリリースされたライヴ・アルバム『at武道館』の大ヒットによって世界的な人気を獲得したチープ・トリックは、翌年リリースの4thアルバム『ドリーム・ポリス』も全米6位と連続ヒットが続き、不動の地位を...

チープ・トリック/トゥナイト・イッツ・ユー (1985)

【80年代ロックの名曲】 Cheap Trick Tonight It's You (1985) 85年発表のチープ・トリックの8枚目のアルバム『スタンディング・オン・ジ・エッジ』からのシングル・カットで、彼らのシングルとしては3年ぶりのチャート入りを果たした (と言っても44位だが)。 ...

チープ・トリック/永遠のラヴ・ソング (1982)

【80年代ロックの名曲】 Cheap Trick If You Want My Love (1982) ヴォーカルのロビン・ザンダーと共にイケメンのフロント枠を担当したベースのトム・ピーターソンの脱退直後の1982年4月に発表されたシングルだ。全米45位が最高位なので、大ヒットまではいかな...

ロス・ロボス/ラ・バンバ (1987)

【カバーの快楽】 Los Lobos La Bamba (1987) リッチー・ヴァレンスの生涯を描いた1987年のアメリカ映画『ラ・バンバ』の主題歌に使われた、ロス・ロボスによるカバーだ。 リッチー・ヴァレンスとは、1958年にデビューして「カモン・レッツゴー」「ドナ」の2枚のヒッ...