トム・ウェイツ/土曜日の夜 (1974)【夜のロック】
【夜のロック】 Tom Waits (Looking For) The Heart Of Saturday Night (1973) トム・ウェイツの2ndアルバム『土曜日の夜』のタイトル曲。アルバムは、ジャズ・ミュージシャンたちを起用し、よりジャズ色の強いアルバムとなっている。 土...
メジャーからマイナーまで、ロックが地上最強だった時代の名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。(2024年9月『ロックの快楽』より改題)
【夜のロック】 Tom Waits (Looking For) The Heart Of Saturday Night (1973) トム・ウェイツの2ndアルバム『土曜日の夜』のタイトル曲。アルバムは、ジャズ・ミュージシャンたちを起用し、よりジャズ色の強いアルバムとなっている。 土...
【70年代ロックの名曲】 Tom Waits Martha (1973) トム・ウェイツの名盤1st『クロージング・タイム』の中でも最も美しい曲のひとつだ。 たぶん60歳ぐらいの年齢になる男が、昔の恋人に40年ぶりに長距離電話で話すという歌だ。 お互いがそれぞれ結婚して家族を持...
【70年代ロックの名曲】 Eagles Take It to the Limit (1975) イーグルスの4枚目のアルバム『呪われた夜(One of These Nights)』からのシングルで、全米4位、全英12位の大ヒットとなった。 ベーシストのランディ・マイズナーが主に書き、...
【70年代ロックの名曲】 Eric Clapton Let It Rain (1970) 1970年発表の初めてのソロ・アルバム『エリック・クラプトン・ソロ(Eric Clapton)』からのシングル。 全米48位と、大きなヒットにはつながらなかったものの、クラプトンが自身で書いて歌...
【70年代ロックの名曲】 David Bowie Quicksand (1971) デヴィッド・ボウイの1971年の名盤『ハンキー・ドリー』収録曲であり、ダイナソーJr.が1991年にリリースしたEP「ワゴン」に、この曲のカバーが収録されていたものだ。 わたしは先にボウイのオリジナル...
【70年代ロックの名曲】 Dr Feelgood Going Back Home (1975) 1stアルバムから9か月後に発表された、2ndアルバム『不正療法(Malpractice)』収録曲。 ウィルコ・ジョンソンと、彼が師と仰ぐジョニー&ザ・パイレーツのギタリスト、ミック・...
【パブ・ロックの快楽】 Brinsley Schwarz Country Girl (1970) アメリカのバンド、エッグズ・オーヴァー・イージーに影響を受けて、ロンドンの様々なパブで演奏を始めたニック・ロウ率いるブリンズリー・シュウォーツが1970年12月にリリースした、ジャケがかわいい...
【70年代ロックの名曲】 Bob Dylan Forever Young (1974) ディランの14枚目のアルバム『プラネット・ウェイヴズ』収録曲。 この曲は、ディランが息子のジェイコブに向けて書いた曲なのだそうだ。 この歌詞をアーサー・ビナードという人が日本語に訳し、『はじ...
【70年代ロックの名曲】 Bachman Turner Overdrive You Ain't Seen Nothing Yet (1973) 「アメリカン・ウーマン」のヒットで知られるカナダのバンド、ゲス・フーを脱退したギタリスト、ランディ・バックマンが中心になって結成したバンドが、この...
【70年代ロックの名曲】 Queen You're My Best Friend (1975) ここ最近でいちばんぶったまげたのは、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が興行収入で100億円を突破したと知ったときだ。 最初は10億円の間違いなんじゃないかと思ったほどだ。わたしは長いこと映画...
【コラボの快楽】 The Stills-Young Band Long May You Run (1976) バッファロー・スプリングフィールドで喧嘩別れし、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングでさらに2度目の喧嘩別れをして犬猿の仲と言われたスティーヴン・スティルスとニール・ヤ...
【70年代ロックの名曲】 Tom Waits Tom Traubert's Blues (1976) 1976年のアルバム『スモール・チェンジ』のオープニング・ナンバーだ。 トム・ウェイツの代表曲で、いかにもトム・ウェイツらしい、彼の個性が存分に発揮されている曲だ。 トム・ウェ...
【70年代ロックの名曲】 Mott The Hoople The Golden Age of Rock and Roll (1974) モット・ザ・フープルの最後のアルバム『ロックンロール黄金時代』の冒頭を飾るナンバーだ。 "ロックンロール黄金時代は決して終わらない ガキどもが笑っ...
【70年代ポップスの名曲】 Elton John Goodbye Yellow Brick Road (1973) 1973年に発表されたエルトン・ジョン6枚目のアルバム『黄昏のレンガ道』のタイトル曲。 アルバムは全米1位を8週も独走する大ヒットとなり、シングルカットされたこの曲また...
【70年代ロックの名曲】 Lynyrd Skynyrd Free Bird (1973) レーナード・スキナードのデビュー・アルバム『レーナード・スキナード』の最後に収録された、9分を超える長い曲だ。 その2年前に死去した、オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリスト、デュアン・オール...
【70年代ロックの名曲】 Leon Russell This Masquerade (1972) レオン・ラッセルの3rdアルバム『カーニー』の収録曲。 1976年にジョージ・ベンソンがカバーして大ヒットしたので、世界的にはそのバージョンがよく知られている。 日本ではきっとカー...
【70年代ロックの名曲】 Carole King You've Got A Friend (1971) またまたキャロル・キングで申し訳ないが、わたしは結局女性のシンガーソングライターではこの人が一番好きなのかもなあ、とこのブログを書きながら今さらながらわかったのである。 この曲...
【70年代ロックの名曲】 James Taylor Sweet Baby James (1970) 米マサチューセッツ州ボストン出身のシンガー・ソングライター、ジェームス・テイラーは、あのビートルズが立ち上げた、あの不幸なアップルレコードの第1号契約アーティストとして1968年にアルバ...
【70年代ロックの名曲】 The Doors Roadhouse Blues (1970) 1970年発売のドアーズの5枚目のアルバム『モリソン・ホテル』の1曲目に収められた、テンションの上がるブルース・ロックだ。 前年のシングル、「ハロー、アイ・ラプ・ユー」そして「タッチ・ミー...
【70年代ポップスの名曲】 Carpenters (They Long To Be) Close To You (1970) バート・バカラックとハル・デヴィッドによって書かれた曲だ。 1963年に俳優のリチャード・チェンバレンが録音し、翌年にはディオンヌ・ワーウィックも歌っている。...
【70年代ポップスの名曲】 Carpenters I Need To Be In Love (1976) これほどまで美しく、爽やかな曲を前にすると、昨日書いた「ボヘミアン・ラプソディ」はもちろんのこと、ロックなんてほとんどが変態の音楽のように思えてきてしまう。 まるでわたしは毎...
【70年代ロックの名曲】 Tom Waits Ol' 55 (1973) トム・ウェイツの1stアルバム『クロージング・タイム』からカットされたも彼の1stシングル。 「オール'55」とは、1955年型の古い車、という意味で、実際にトム・ウェイツが乗っていた、55年型ビュイック・ロー...
【70年代ポップスの名曲】 Carpenters Yesterday Once More (1973) 久しぶりにカーペンターズのアルバムを聴きながらこれを書いているけど、それにしてもいい声だな。聴き惚れる。国宝級だ。 何度も書いてるけどカレンの声、とくに彼女の唯一無二の低音は、ポッ...
【70年代ロックの名曲】 T. Rex "Telegram Sam" (1972) 1972年7月にリリースされた名盤『ザ・スライダー』からのシングルで、全英1位の大ヒッとなった。 まあ「ゲット・イット・オン」と同じような曲だけれども、この曲はさらにタイトルもカッコいいな。意味はわか...
【70年代ロックの名曲】 Carole King It's Too Late (1971) ニューヨーク州ブルックリンで生まれたキャロル・キングは16歳で歌手としてデビューするものの鳴かず飛ばずだった。 しかしやがてソングライターの才能を発揮して、リトル・エヴァの「ロコ・モーショ...
【70年代ロックの名曲】 Crosby, Stills, Nash & Young Helpless (1970) バーズ、ホリーズ、バッファロー・スプリングフィールドという、60年代のロックシーンで活躍したバンドのメンバーだった3人が集まって結成されたのがクロスビー、スティルス&...